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【まとめ】ランボルギーニ・ガヤルドLP560-4のカスタム、スピーカー交換編。まずは製品や取り付け方法を考える

2017/11/27

まずはランボルギーニ・ガヤルドのスピーカー交換を検討してみる

さて、ランボルギーニ・ガヤルドのスピーカー交換を検討中。
ガヤルドの場合、オーディオ的に問題なのはスピーカーの半分が内張にカバーされて音が前に出にくいこと、そして何と言っても走行ノイズとエンジン音(排気音)が大きいこと。
そのため環境的にとうてい望んだところで得るモノが無いだろう、ということで今まで放置してきたのですね。

わかってはいてもガヤルド純正スピーカーの音質は我慢できない

ですが、ガヤルドもあと数年は乗るだろうと考えており、となるとやはり、現在のオーディオの音はいかんともしがたいが何とかしたい、と考えるのですね。
上記のように「オーディオ環境」としては不利なものの、ヘッドユニットはまだまともと思える、ケンウッドのHDDナビ(ケンウッドいわく、これは音質に拘ったモデルらしい。なお今回はヘッドユニットの交換までは考えない)が純正装着されているので、スピーカー交換だけでもけっこう変わるんじゃないか、と考えています。

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ちなみにガヤルドのスピーカーはフルレンジ2個だと推測され(ツイーター装着スペースのようなものがあるが、耳を当てても音が聞こえないのでダミーと思われる)、これを社外の2WAYに変えるだけでも今よりはずいぶん改善するだろうと思うのですね。

ただ、配線を弄りたくない(できるだけ車両に手を加えたくない)ので電源やスピーカーケーブルは触りたくない(ガヤルドもソースは圧縮音源なので、そこまでこだわっても効果が薄い)、ヘッドユニットを交換する予定もなく、かつ重量増加も最小限に抑えたい、派手な外観は避けたい、ということも同時に考えるのです。

となると「ドアスピーカーのみを簡単に入れ替え」案が浮上するのですが、ガヤルドの場合は上で述べたようにスピーカーの半分が隠れるので、スピーカーを入れ替えただけではユニットの能力が引き出せない可能性が大。

↓そもそもこんな感じでスピーカーの半分が隠れている

「ソニックデザイン」はどうだろう

そうなるとユニットを小さいものとして「コーンが露出する割合」を大きくするしかないか、と考えるのですが、そこでハタとひらめいたのが「ソニックデザイン(Sonic Design)」。
これだと、取り付け角度さえ工夫すればコーンを全露出させることが可能かもしれない、と思うのです。
しかも、重量はユニット(ウーファー)1個あたり1kg未満で重量増加も最小限。

ソニックデザインは音離れが良くスピード感にあふれ、中域が得意なブランドですので、ガヤルドには合うかもしれない、と思うのですね。
というのもガヤルドはごく低域でのノイズが大きく、停車時(アイドリング時)のノイズと走行時のノイズとの差が大きい車。

停車時ではエンジン音によって(スピーカーから出る)中域が打ち消され、そして走り出すとタイヤやエンジン、排気音が盛大に車内に入ってきてオーディオの低域再生を帳消しにしてしまいますので、結果として「高域だけが残り」、耳について聞きづらいサウンドになるわけです。
そうなると中域を強化して聞きやすくしたくなるわけですが、その場合はソニックデザインが最適ではないか、と考えたりするのですね。

もちろん何百万も出せないので、ぼくが考えるのは「カジュアルライン」。
装着後、低域が不足するようであれば、同じシリーズのサブウーファーを増設する等考える必要もありますね。

「BEWITH」もいいかもしれない

さらに調査を進めると浮上したのが「BEWITH(ビーウィズ)」。こちらは偏心しており、スピーカーの一部が隠れるガヤルドに最適かもですね。ウーファーは13cmですので純正よりも小さくなり、隠れる面積も最小になるのでは、と考えています。
ビーウィズは「ビアンコフジ」が有名ですが、とうぜんそこまでお金をかけることはできず(かけるのであれば、電源はもちろんアンプ、ケーブルの引き直しも必要で、取り付け後の調整まで考えると泥沼化は必至。そうなるとガヤルドに乗る意味が変わってくる)、「ACCURATE II」シリーズがターゲットとなるわけですね。

重量はウーファーで1.18kg、ツイーターが0.15kg。なのでソニックデザインよりも片側400gほど重くなりますが、それだけの差は許容できる音の差はあるかと思います。

ただ問題なのは、ツイーターが大きい(コーン)こと。
純正の位置には当然収まらず、なんらかの装着方法を別に考える必要があります。

取り付け方法等考慮し、スピーカーは「BEWITH」に決定

色々とサイズなどを検討し(ソニックデザインは”奥行き”的にどうしても入らない)、その結果としてガヤルドにインストールするスピーカーは「BEWITH アキュレート2」に決定。
100セットの限定モデルで、カットオフスロープが24デシベルのタイプ(ブラック)です。
これを装着後、そこから他のユニットなどを交換するかしないかは完全に未定ではあるものの、まずはスピーカーのみを入れ替える予定です。
ただし、入れ替えると言ってもポン付けできるわけではなく、インナーバッフルは最低でも作成の必要がありますね。

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さらに考えねばならないのは取付方法で、ウーファーは純正位置に取り付けるとしてもツイーターはどうするのか、ということ。
ガヤルド純正のツイーター取付スペース(ダミーですが)はドアハンドルに隠れているので、ここへ入れることは避けたいと思います。
となるとツイーターの取付はダッシュかピラーか、ということになりますが、ピラーに装着するのも視界を妨げる可能性が出てきますし、そうなると運転時のプレッシャーにもなりかねず、そうなると(音質を良くすることで)快適性を向上させたいという意図に対し本末転倒となるので、これも避けたいところ。

となると、アウターバッフルを作成してウーファーの隣にツイーターを設置する方法。もっとも手間はかかりますが、もっとも効果が高く、もっとも「すっきり」収まりそうな感じですね。

ちなみにBEWITHのスピーカーは艶のあるホワイトのコーンが特徴。
今後、ぼくのガヤルドはセンターコンソールを白へ変更する予定ですので、スピーカーを露出させるとセンターコンソールとも釣り合いが取れそうです(スピーカーはやや黄色がかった白ですが)。
スピーカーはカバーやグリルを付けずにそのまま露出させる計画であり、センターコンソールとスピーカーの交換によって、車内の印象がずいぶん変わってきそうです。

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取り付けについて、「アウターバッフル」を作成することに

BEWITH ACCURATE IIの取付方法について、アウターバッフル化することに(ただしやってみないと可能かどうかわからない)。
さらにグリル、ネットを使用せずにスピーカーがむき出しになるワイルドな方法を選択。それほど頻繁に乗る車ではありませんし、ドアスピーカーを乗降時や運転時に”蹴る”ことは(位置的に)ほとんど無いであろう、という判断にて「むき出し」としています。
※ちなみに以前に乗っていたポルシェ・ボクスターS、ホンダ・エレメントでもスピーカーはむき出しだった

すっきりと純正っぽく、しかしスピーカーのみがニョッキリと見えるように取り付けることになるかと思いますが、それは出来上がってからのお楽しみですね。
BEWITHの製品(スピーカー)は車用に特化しており、そのために設計自体を車内用に最適化した、ということがウリですね。
そのためクロスポイントが800Hzという、ぼくが今までに使用したスピーカーでは例を見ない低い位置でのクロスとなりますが、これがガヤルドの車内環境に対して効果を発揮(ほかのスピーカーではかき消される音が聞こえるのかどうか)することを大きく期待。

とりあえず今回はスピーカーの入れ替えのみでワイヤリングを大きく変更することは行わず、純正のナビ(ケンウッドHDV-990)のアンプ、40Wx4で鳴らします。
スピーカーを入れ替えたのちに今後どうするかを決めたいと思いますが、何か手を打つとすればipodをメインユニットとしてナビとは別に設置したアンプへ入力し、そこからスピーカーへと出力する簡易システム(つまりオーディオはスタンドアローンで機能させる)が有力です。

その場合、ぼくは車内ではラジオも聞かなければテレビも見ないので、純正のナビはそのまま残し、それらのために簡単な音声出力用スピーカーをどこかへ隠して設置する予定。

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取り付け方法は下記の3案

ガヤルドへのスピーカーの取り付け方法(アキュレートII)について、現在考えているのはバックアップ案も含め下記の3案。
「アウターバッフル」案がメインではあるものの、現時点で「案を固定」できないのは、内張りを分解してみないことには「わからないこと」が多いため。
よって、一旦分解し、作業を進めながらフレキシブルに取り付け方法を変更する可能性も視野にい入れています。
(スピーカー選定、取り付けまでお世話になったのはリバイズさん。親身に相談に乗っていただき、ありがとうございます)

1.インナーバッフルにて純正然として取り付け(純正グリルを使用。見た目では完全に純正と同じ。安価)
2.ウーファーはインナーバッフルにて取り付け(1と同じで純正ライク)、ツイーターはピラーマウント(ピラー部分の内張を丸ごと作成)
3.ウーファー、ツイーターともにアウターバッフルにて純正スピーカー位置に取り付け

メインは「3」案だと考えて作業を進めますが、この中で「3」はもっとも高価。
それでもあえて3案を選ぶ理由として、ガヤルドそのものが、ぼくが今までの人生において妥協せずに何かをやってきて、それを成し遂げた結果として購入できた車でもあり、ここで価格的な妥協を持ち込むのは、ガヤルドに対して似つかわしくない(もしくは失礼)であろう、と考えたため。
この選択結果に関して、要は気持ちの問題も大きかった、ということですね。

もちろん、ピラーマウントに比べてウーファーとツイーターの位置が近くなることで低位をはっきりさせやすいというメリットもあります。
しかしピラーマウントであれば調整が難しく、そしていったん取り付けてしまえばツイーターの角度を取り付け後にビタイチ変更できないという懸念があり、かつ視界を多少なりとも圧迫するであろう、ということを考えた結果でもあります。

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