
| 新しい世代のスーパーカーほど「メンテナンスフリー化」「無償プログラム化」が進んでいる |
売却時の金額、そして維持費用を考慮すると「金額そのものは高額でも、”買ってから売るまで”を考えた場合」、結果的に失うお金が少ないのかもしれない
さて、今回は「スーパーカーの維持費」。
スーパーカーというと「とんでもなく維持費がかかる」という印象がありますが、果たしてそれは本当なのかどうかを見てみましょう。
対象となるのは「ランボルギーニ・ガヤルドLP560-4」「ランボルギーニ・ウラカンLP610-4」「ランボルギーニ・ウラカンEVO RWD」「フェラーリ・ポルトフィーノ「フェラーリ・ローマ」です。
なお、ここでいう維持費とは、「クルマを登録し、法定点検や自動車メーカーが推奨する点検を行った場合」の最低限の費用であり、カスタムやコーティングなどの「嗜好」あるいはそれに類する費用は除外してあります。
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ランボルギーニ・ガヤルド LP560-4(所有期間2009年~2013年、1,486,735円)
まずはぼくにとって「初」のスーパーカー、ランボルギーニ・ガヤルドLP560-4。
点検費用がそれまでに乗っていたポルシェ911カレラの「倍以上」、そしてメーカー指定の要交換パーツや油脂類も多く、その維持費の高さに驚かされたクルマです。
- 1,000km点検:97,771円
- 技術料(初回点検につきサービス):0円
- エンジンオイル:49,933円
- フロントデフオイル:13,650円
- ギアボックスオイル、リヤデフオイル:34,188円
- 12ヶ月点検:143,000円
- 法定12カ月点検:8,8725円(エンジンオイル/フィルター交換工賃込)
- エンジンオイル交換:239,62円(@2,887×8.3L)
- エンジンオイルエレメント交換:7,413円
- ブレーキフルード交換/工賃:13,650円
- ブレーキフルード:9,450円(@4,725×2)
- 工賃値引:200円
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【まとめ】ランボルギーニ・ガヤルドLP560-4の維持費(2年目、点検や保険、メンテナンス)
本投稿は別ブログ「no more ready-made」にアップしていたものですが、情報集約を目的に本ブログへと記事を移動させ、その際に内容を調整したものです(基本的には”当時”のままの時系列的表現で ...
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- 自動車税:88,000円
- 12ヶ月点検(2回目):254,305円
- 法定12カ月点検:88,725円(エンジンオイル/フィルター交換工賃込)
- エンジンオイル交換:24,402円(@2,940×8.3L)
- エンジンオイルエレメント交換:6,741円
- ドレンワッシャー:252円(2個)
- エアクリーナーエレメント交換:21,734円
- ブレーキフルード交換/工賃:20,475円
- ブレーキフルード:8,672円
- フロントデフオイル交換/工賃:6,825円
- フロントデフオイル:14,847円
- トランスミッション&リヤデフオイル交換/工賃:13,650円
- トランスミッション&リヤデフオイル:19,824円
- エアコンマイクロフィルター交換:20,475円
- エアコンマイクロフィルター:8,536円
- 自動車税(2回目):88,000円
- 車検:439,590円
- 車検基本工賃 120,250円
- ブレーキフルード交換 8,260円
- エンジンオイル交換 23,240円
- エンジンオイルエレメント交換 6,240円
- ドレンワッシャー 240円
- スパークプラグ 27,900円
- ドライブベルト&テンショナー交換 6,210円+技術料6,500円
- ドライブベルトテンショナー 22,560円
- ロングライフクーラント交換 24,000円+技術料19,500円
- クーラントリザーバーキャップ交換 9,530円
- バッテリー交換 36,802円
- 自賠責 24,950円
- 重量税 40,000円
- 代行手数料 40,000円
- 自動車税(3回目):88,000円
- 12ヶ月点検(4年目):200,369円
- 12ヶ月点検基本(技術料):88,725円
- エンジンオイル 3L:024,402円
- エンジンオイルエレメント:5,397円
- ドレンワッシャー(2個):252円
- ブレーキフルード交換(技術料):20,475円
- ブレーキフルード 2L:8,672円
- フロントデフオイル交換(技術料):6,825円
- フロントデフオイル 1.4L:14,847円
- トランスミッション&リヤデフオイル交換(技術料):13,650円
- トランスミッション&リヤデフオイル 4L:19,824円
- 自動車税(4回目):88,000円
ランボルギーニ・ウラカン LP610-4(所有期間:2014年~2019年、1,369,310円)
そしてその次に購入したのがウラカンLP610-4。
ガヤルドに比較して「メンテナンスフリー化」が進んでおり、トランスミッションオイルやデフオイル、ブレーキフルードなどの交換サイクルが飛躍的に伸び、その維持にかかるコストが低減されることで「乗りやすい(維持しやすい)スーパーカー」へ。
実際のところ、12ヶ月点検においては「交換」するパーツや油脂類が少なくなり、「点検」のみで終わることも多く、そのため12ヶ月点検にかかる費用そのものではガヤルドよりも安くなっているようですね。
なお、ウラカンLP610-4に5年乗ってかかった維持費用は約137万円ですが、これはガヤルドLP560-4の「4年で148万円」よりも安価に収まっており、かつウラカンLP610-4では前後タイヤを交換していても「この値段」なので、スーパーカーといえども「新しい世代ではどんどんお金がかからなくなってきている」ということに。
このあたりは技術の進歩の恩恵が感じられる部分であり、非常に「ありがたい」ところでもありますね。
- 12ヶ月点検:121,050円
- ランボルギーニ専用テスターによる診断
- エンジンエアフィルター清掃
- 冷却システム点検(ラジエータ・コンデンサ等)
- エアコンマイクロフィルター点検
- フロントおよびリアドライブシャフト点検
- フロントおよびリアサスペンション点検、規定トルク締め付け
- ブレーキシステム点検(パイプ類、キャリパー、電気接続)
- ブレーキディスクおよびパッド点検
- タイヤおよびホイール脱着点検清掃
- カーボンモノコックボディフロア点検
- フロントデフおよびパワートレインアライメント点検
- ドアおよび開口部のヒンジ部のグリスアップ
- シートベルト機能点検
- ヘッドライト光軸点検、調整
- バッテリー接続と充電状態の点検
- 計器類の作動点検
- 自動車税(1回目):88,000円
- 12ヶ月点検(2回目):167,000円
- 12ヶ月点検:91,260円(専用テスターによる診断、ケーブル関係点検・調整・注油、灯火/保安装置点検・調整、HC/CO測定・調整、ヘッドライト焦点調整ほか)
- ブレーキフルード :8,920円
- エンジンオイル:22,680円
- エンジンオイルエレメント:7,344円
- ドレンワッシャー:256円
- 上記技術料:21,060円
- エアコンマイクロフィルター:9,061円
- エアコンマイクロフィルター交換技術料:7,020円
- 自動車税:88,000円(2回目)
- 車検:418,000円
- 車検整備基本工賃:140,400円(下記項目が含まれる)
- 下回り点検、調整、注油
- ケーブル関係点検、調整、注油
- 灯火、保安装置点検、調整、注油
- 動力伝達装置(クラッチ)点検、調整、注油
- HC/CO 測定、調整
- ヘッドライト焦点調整
- ブレーキ関係 点検、フルード交換:8,920円
- エンジンオイル交換:22,680円
- エンジンオイルエレメント交換:7,344円
- ドレンワッシャー交換:300円
- スパークプラグ交換:32,290円
- エアクリーナーエレメント交換:20,994円
- ロングライフクーラント交換:技術料21,060円+31,104円
- クーラントリザーバキャップ交換:11,750円
- エアコンマイクロフィルター交換:技術料7,020円+9,233円
- 自賠責保険:25,830円
- 重量税:32,800円
- 印紙代:1,800円
- 代行手数料:43,200円
- テスター代:2,160円
- 車検整備基本工賃:140,400円(下記項目が含まれる)
- 自動車税:88,000円(3回目)
- フロントタイヤ交換:132,000円
- 12ヶ月点検:91,260円
- ランボルギーニ専用テスターによる診断
- エンジンエアフィルター清掃もしくは交換
- 冷却システム点検
- エアコンマイクロフィルター清掃もしくは点検
- フロント及びリアドライブシャフト点検
- フロント及びリアサスペンション点検、規定トルク締め付け
- ブレーキシステム点検
- ブレーキディスク及びパッド点検
- タイヤ及びホイール着脱点検清掃
- カーボンモノコックボディフロア点検
- フロントデフ及びパワートレインアライメント点検
- ドア及び開口部のヒンジ部グリスアップ
- シートベルト機能点検
- ヘッドライト光軸点検、調整
- エンジンオイル:22,680円
- エンジンオイルエレメント:7,749円
- ドレンワッシャー(4個):272円
- バッテリー交換:78,570円
- ブレーキフルード交換 技術料:21,060円
- ブレーキフルード 2L:8,920円
- リヤタイヤ交換 技術料:16,200円
- リヤタイヤ ピレリP-ZERO:208,213円
- Bピラー異音対策:28,080円
- 自動車税:88,000円(4回目)
- 自動車税:88,000円(5回目)
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ランボルギーニ・ウラカンを買ってから売るまでの維持費総集編!合計3,713,437円、一番大きいのはメンテナンスの1,321,050円
| 維持費総額の月割は62,939円。ただしこれは乗らなくてもかかる費用 | さて、ぼくは先日ランボルギーニ・ウラカンを売却しましたが、ここでその維持費を振り返ってみます。ぼくのランボルギーニ・ウラカ ...
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ランボルギーニ・ウラカンEVO RWD(所有期間:2020年~-2023年、314,370円)
そして次は3台目のランボルギーニ、ウラカンEVO RWD。
こちらはさらに「お金がかからないスーパーカー」へと進化しており、おまけにランボルギーニが3年間の「無償メンテナンスパック」を無料にて付属させてくれるようになったため、いっそう「低コスト化」が進んでいます。※1年目と2年目の12ヶ月点検、車検時の点検と指定パーツの交換費用を負担してくれる
ちなみにですが、この時期にランボルギーニCEOがステファン・ヴィンケルマン氏から、スクーデリア・フェラーリ前CEOのステファノ・ドメニカリ氏へと交代していて、そして同氏はフェラーリにて採用されていた「無償メンテナンス」「注文者へのモデルカーのプレゼント」などを導入し、いっそうの顧客満足度を高める施策をいくつか導入しています。
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そろそろランボルギーニ・ウラカンEVO RWDの初回点検!ちなみにランボルギーニは11年目までのメンテナンス必須項目をこんな感じで定めている
| ランボルギーニのクルマはどんどんメンテナンスフリー化が進んでいる | 以前に乗っていたランボルギーニ・ガヤルドに比べると格段に維持費が安くなった さて、ランボルギーニ・ウラカンが納車されてからそろ ...
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なお、無償メンテナンスパックは消耗品や油脂類の交換を(規定内で)負担してくれる「3年間メンテフリー」というありがたい内容となっているのですが、これには「初回点検」が含まれず、これだけは「点検」であっても自費となっています(無償メンテナンスパックはランボルギーニ本社が定めるもので、しかしこの初回点検は日本のランボルギーニディーラーが”推奨”として行っているものなので、両者は別の存在である)。
それでもウラカンEVO RWDは所有期間3年を通じて維持費用はわずか「31万円」に収まり、これはガヤルドLP560-4の「4年で148万円」、ウラカンLP610-4の「5年で約137万円」に比較すると”破格”とも言える金額です。
- 初回点検:53,370円
- エンジンオイル&オイルエレメント交換費用:24,000円
- エンジンオイル(7.5リットル):21,000円
- エンジンオイルエレメント:8,360円
- ドレンワッシャー:210円
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ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDの12ヶ月点検(2回め)終了!整備・点検費用はメンテナンスパッケージにて無償、今までかかった維持・カスタム費は220万円
| ただし維持・カスタム費220万円のうち110万円はプロテクションフィルム施工代金 | ランボルギーニもずいぶん維持しやすくなった さて、ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDの24ヶ月点検(2回め ...
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- 自動車税(1回目):87,000円
- 12ヶ月点検(1回目):0円
- エアフィルター交換(点検を行ない、必要に応じて)
- エンジンオイル交換(点検を行ない、必要に応じて)
- エアコン防塵フィルター交換(点検を行ない、必要に応じて)
- ラジエーター部分の目視検査
- 方向装置(点検を行ない、必要に応じて交換・清掃)
- フロント/リアサスペンションの其連結部(点検を行ない、必要に応じて交換・清掃)
- ブレーキシステム(点検を行ない、必要に応じて交換・清掃)
- ブレーキオイル(点検を行ない、必要に応じて交換)
- ブレーキディスクとパッド(点検を行ない、必要に応じて交換・清掃)
- タイヤとホイール(点検を行ない、必要に応じて交換)
- 修理キットの有効期限(点検を行ない、必要に応じて交換)
- アンダーボディ、シャシー及び保護部分の目視点検
- トランクとドアのヒンジ部の潤滑
- シートベルト点検
- ヘッドライトの光軸点検
- バッテリー接続と充電状態の点検
- 故障したメモリの検査
- 路上テスト
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スーパーカーオーナー実録!スーパーカーに乗ると維持費以外にも「遊興費」「活動費」がけっこうかかるぞ
| スーパーカーは「買って終わり」「維持するだけ」ではない | スーパーカーを購入したことで広がる「新たな世界」に対応せねばならない さて、スーパーカーはけっこう維持費がかかることでも知られますが、そ ...
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- 自動車税:87,000円(2回目)
- 12ヶ月点検(2回目):0円
- エアフィルター交換
- 燃料噴射と点火系(点検を行ない、必要に応じ交換・清掃)
- 冷却システムの点検(点検を行ない、必要に応じ充填)
- スパークプラグ交換
- エンジンオイル・フィルタ交換
- Vベルトとベルトタイトナー(点検を行ない、必要に応じ交換)
- エアコン防塵フィルター交換
- ラジエーター部分の目視検査
- 方向装置(点検を行ない、必要に応じて交換・清掃)
- フロント/リアサスペンションの連結部(点検を行ない、必要に応じて交換・清掃)
- ブレーキシステム(点検を行ない、必要に応じて交換・清掃)
- ブレーキオイル
- ブレーキディスクとパッド(点検を行ない、必要に応じて交換・清掃)
- タイヤとホイール(点検を行ない、必要に応じて交換)
- 修理キットの有効期限(点検を行ない、必要に応じて交換)
- アンダーボディ、シャシー及び保護部分の目視点検
- シートベルト点検
- ヘッドライトの光軸点検
- バッテリー接続と充電状態の点検
- 故障したメモリの検査
- 路上テスト
- 自動車税:87,000円(3回目)
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ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDの自動車税、87,000円を支払う季節がやってきた。なおこれまでに維持・カスタムにかかったのは198万円、月あたりだと11万円
| 税金や保険、特定のカスタムにはコストが掛かるが、それ以外には思ったほど費用も手間もかからない | ここからはさほどコストが掛からず、年/月あたりの平均費用は大きく下がるものと思われる さて、今年も ...
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フェラーリの維持にはこれだけの費用がかかる
そして次は「フェラーリの維持費」。
現在フェラーリは新車に対して2011年7月1日から「7年無償メンテナンス・プログラム(正式名称はフェラーリ・ジェニュイン・メンテナンス・プログラム)」を付与しており、これは新車オーナーが安心してフェラーリを維持できるように設計された、非常に手厚いサービスです。
フェラーリ・ジェニュイン・メンテナンス・プログラムの主な内容
このプログラムには、新車登録から7年間、走行距離無制限で以下のメンテナンス費用が含まれます。
- 定期点検: 1年ごと、または走行距離20,000kmごとのいずれか早い方のタイミングで実施される、メーカー指定の定期点検
- 消耗品の交換:
- エンジンオイルとフィルター
- ブレーキフルード
- ドライブベルト
- その他必要に応じたパーツの交換
特徴とメリット
- 車両に付帯: このプログラムは「車両そのもの」に付帯するため、新車オーナーだけでなく、中古車として購入したオーナーにも引き継がれ、これにより、フェラーリの資産価値を高める要因の一つとなっている
- 正規ディーラーでのサービス: メンテナンスは、フェラーリから特別なトレーニングを受けた熟練の技術者が専用ツールと純正部品を使用して行い、これにより、車両の性能と品質が常に最高の状態に保たれる
- 費用の一括管理: 定期的なメンテナンス費用が7年間無料で賄われるため、突発的な出費を心配する必要がなく、計画的なカーライフを送ることができる
適用条件
このプログラムは、フェラーリ正規ディーラーで新車として購入された車両に自動的に適用され、嬉しいことに中古車として購入した場合でも、正規ディーラーで名義変更手続きを行うことによって残りの期間のメンテナンス・プログラムを承継することが可能です。
このサービスは、フェラーリが長期にわたる車両の信頼性と安全性、そして資産価値を保証するための重要な取り組みであり、オーナーが安心してドライビングに集中できるようにするためのもので、これによって大きく安心感が向上し、同時に維持費用が(以前とは比較にならないほど)低下します。
よって、中古フェラーリを購入するならば「7年が経過していない」車両を選ぶべきであり、「7年以内」に登録された新車であれば、メンテナンスに係る費用を(ほとんど)気にせずにフェラーリライフを過ごせるというわけですね。
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フェラーリはその価値とコンディションを維持するために「3つの保証、3つの認証」を用意していた。今回その内容や条件が明らかに
| フェラーリが「手厚い保証」を用意しているのはよく報じられるとおりである | さらにフェラーリはその真正性を証明するための認証サービスも用意している さて、フェラーリはメンテンナンスに関して「7年」 ...
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フェラーリ・ポルトフィーノ(所有期間:2023年~2024年、200,650円)
まず、このポルトフィーノは中古での購入なのですが、購入後まもなく「車検を迎える」こととなり、しかしその際にかかった費用は基本工賃と「日本の制度ならでは」の(税金含む)費用、そして7年無償プログラムではカバーできないショートパーツ代くらい。
よって車検費用としては(しかもフェラーリとしては)驚きの134,150円に収まっており、所有期間通じての維持費はこれに自動車税をプラスした200,650円となっています。
- 車検:134,150円
- 24ヶ月法定点検基本工賃 30,000円
- 完成検査料金 12,000円
- ショートパーツ 2,000円
- 自賠責 17,650円
- 重量税 32,800円
- 印紙代 2,300円
- 手数料 30,000円
- 自動車税:66,500円
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人生初「フェラーリの車検」が完了。フェラーリは新車登録から7年間は消耗品の交換が基本的に無料、よってポルトフィーノ車検の総額はわずか134,150円に収まる
| 正直、この金額は国産車なみの費用であり、今までにボクが車検を通したどのクルマよりも安上がりである | 実際、車検が仕上がるまではどれくらいのコストがかかるかドキドキものであったが さて、フェラーリ ...
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フェラーリ・ローマ(所有期間:2024年~-2025年)
そしてポルトフィーノとの入れ替えにて購入したローマは所有期間が短かったこともあり点検を行うことはなく、こちらは自動車税を支払ったのみ。
- 自動車税:66,500円
そしてこれからはフェラーリ296GTBの維持を行ってゆくこととなりますが、こちらは「ハイブリッド」ということもあって自動車税の金額も低く(エンジンそのものも3リッター以下である)、そしてもちろん7年無償プログラムが付帯されていることもあって「ほぼ維持にお金がかからないんじゃないか」とも考えています。
こういった事情を鑑みるに、「比較的新しい年式のフェラーリを中古で買う」という行為につき、「同じ金額を出してほかブランドのハイパフォーマンスカーを新車や中古車で購入するのに比べ」、維持、そしてリセールの観点からも非常に理にかなっているのでは、と考えたり。
いずれにせよ、スーパーカーそのものの信頼性や設計技術が向上することで「メンテナンスフリー」化が進み、さらには各プレミアムカーメーカーとも「自社製品の資産価値」を考慮して車両コンディションを維持することに注力しはじめており、ぼくらオーナーにとっては「うれしい」方向へと流れが向かっているようにも思います。
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