| メルセデス・ベンツ自らの選ぶ「ベストなオープンモデル」 |
メルセデス・ベンツがポルシェに倣い「ベスト5」シリーズ動画”Best of Benz”を公開。
今回はその最新話となり、「もっともエキサイティングなオープンモデル」と題されたもの。
まず「ベスト5」は上の画像の通り「メルセデスAMG GT Cロードスター」が選出されています。
これは4リッターV8ツインターボエンジンを搭載し550馬力を発生するスーパースポーツで、日本国内価格は2323万円。
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ベスト4以下はこんな感じ
その次はメルセデス280SE3.5カブリオレ。
エンジンは3.5リッターV8で200馬力、最高速度は時速210キロという車です。
当時は最も豪華なカブリオレと言われ、広大なウッド製ダッシュボードやレザーインテリアが重厚さをも醸し出しています。
映画「ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日」ではこれの2.2リッター版が登場し、劇中ではベコベコになっていましたね。
ベスト3はAMG GTCロードスター同様に現行モデルで、「Sクラス カブリオレ」。
久々に復活したSクラスクーペの派生モデルで、2015年に発売され、日本国内価格は2150万円。
ベスト2は「ヴィジョン・メルセデス・マイバッハ6カブリオレ(Vision Mercedes-Maybach 6 Cabriolet)」。
完全なEVとなり、4つのモーター合計で750馬力を発生。
一回の充電で322キロの走行が可能だとされますが、名称の通り現段階では完全なるコンセプトカーに止まります。
なおEVなのでフロントにモーターはなく、その広大なボンネットの中は「トランク」という構造。
そしてトップはもちろん300SLロードスター。
1957年に発表され、クーペとともに「世界初のガソリン直噴エンジン」として知られる車で、レーシングカーとして開発された経緯を持っています。
オークションにおいても「高額落札」の常連で知られる車。
なお、ぼくの考えるメルセデス・ベンツ史上もっとも美しいオープンモデルは「SLRスターリング モス」。
メルセデス・ベンツ・SLRマクラーレンの派生モデルで2009年に75台のみが限定販売され、名称からも分かる通りマクラーレンとの共同開発による車となり、650馬力の5.4リッターV8エンジンを搭載しています。
それでは動画を見てみよう
こちらがその「Best of Benz – Top 5 Convertibles」。
ポルシェも同じですが、上手に現行モデルと過去モデルとも組み合わせた内容としており、最終的には「ルーツ」へと導く構成のようです。