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【動画】この動きは想像を遥かに超えてた。ゼンヴォTSR-SのリアウイングがもうSFメカな件

2018/05/31

| この動きは想像を超えてた |

ZENVO(ゼンヴォ)TSR-Sがサーキットを走行する動画が公開に。
単にサーキットを走行するだけであればそう珍しくはない(いや珍しいか)のですが、今回はゼンヴォTSR-Sの目玉「アクティブリアウイング」が動作する様子が収められており、その驚愕の動きが明らかに。
なお、ゼンヴォはデンマークのメーカーで、1000馬力以上、価格も1億円以上というハイパーカーのみをリリースしているというエクストリームな会社です。

ゼンヴォはデンマークのハイパーカー専門メーカー

ゼンヴォTSR-Sはサーキット専用モデル「TSR」のストリートバージョン(”S”はストリートの意味)。
エンジンは5.8リッターV8で、これにスーパーチャージャーをドッキングさせることで1177馬力を発生するというとんでもないクルマですね。
0-100キロ加速は2.8秒、最高速度はリミッター作動の325km/h。
ただし同じゼンヴォの「TS1GT」は時速402キロをマークしており、このTSR-Sもリミッターがなければ同等の速度が出せるのかもしれません。

ゼンヴォTSR-Sのリアウイングは加速時にはこんな感じで「地面と水平(空気抵抗を下げるため)」ですが・・・

減速時にはこれが起き上がってエアブレーキとして機能。
なおリアウイングをエアブレーキとして使用するのはマクラーレン等でも実装済みでさほど奇異ではなく、驚くのはここから。

左右に傾いた!

コーナリング時にはトラクションが抜けやすい内輪を接地させるため、車体内側のダウンフォースをこうやって増加させているわけですね(これはS字を曲がっているのでウイングの確度がちょうど切り替わっている途中)。

ランボルギーニ・ウラカンも同様の理論にて「内輪の接地力を高める」ためのアクティブエアロデバイス(ALA)を持ちますが、その動作原理はゼンヴォとは異なるもの。
このゼンヴォの場合、至極簡単な方法でダウンフォースを獲得しているということになり、しかし見たところフロントにはアクティブエアロはなく、後輪にのみ圧力がかかるようですね。

それでは動画を見てみよう

こちらがサーキットを走行するZENVO TSR-Sを収めた動画、「1200HP Zenvo TSR-S GOING FLATOUT ON THE TRACK! + ACTIVE AERO」。

こちらは別のユーチューバーが公開したもので「1200HP Zenvo TSR-S - Active Aero & BRUTAL Sound!」。

モナコの公道を走る(トップマルケス開催時?)ゼンヴォSTR-S、「1,200 HP Zenvo TSR-S on the Road in Monaco!」

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