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「第二のデイトナ」に?相場が急激に上昇するロレックス・サブマリーナは購入すべきか

2018/05/30

| 最近のロレックスの値上がりは異常 |

最近ふと「(持っているフェラーリの株価が上がっているので)ロレックスでも買うか」と考えて市場をチェックしたところ、サブマリーナのあまりの値上がりっぷりに驚愕することに。
サブマリーナ・デイト(116610LN)は定価874,800円ですが、市場価格はだいたい120万円前後という高値。
グリーンサブ(116610LV)はもともと大人気であったものの、定価928,800円に対して市場価格は150万円くらい。
ノンデイト版のサブマリーナ(114060)は定価766,800円ですが市場価格100万円あたり。

サブマリーナは第二のデイトナに

つい数ヶ月前まではここまで価格が高騰しておらず、まだ「定価で」購入できたものの、今や定価の30万円くらいが上乗せされたプレミア価格となっているようですね。
なお、デイトありのサブマリーナでは平均して33万円くらい、ノンデイトだと23万円くらい。

同じくスポーツモデルのエクスプローラーⅡ(216570)だと定価831,600円に対して市場価格86万円くらい、GMTマスターⅡでは116710LNが864,000円に対して110万円ほど、そして116710BLNRだと定価918,000円のところ市価140万円くらいまでに。

なお、デイトナはさらに価格が上がって116500LNは定価に対して1,274,000円が280万円ほどに、そして116503は定価1,749,600円が220万円という状況。
280万円というとウブロやオーデマピゲが余裕で買える金額でもあり、「いくらなんでも」という感じではありますね。

このデイトナの高騰ぶりを見るに「デイトナが高くなりすぎて手が出なくなった層がサブマリーナ、GMTマスターⅡ、エクスプローラーⅡに流れてきている」と言えそう。



ただしロレックスは品薄だからプレミアがついているわけではない

ただ、正確に言うならばロレックスは「人気が出ているから価格が上がっている」というわけではなく、投機筋が買い占めて流通をコントロールしているから価格が上がっていると考えるのが妥当で、それにつられて「価格が上がっているから人気がある」と思い込んだ層がこぞってこれらを買い求め、さらに「価格がまだまだ上がる」という値上がり目的の層も飛びつくために価格がさらに上がることに。

もはやロレックスのスポーツモデルは完全に投棄商品になってしまったということですが、こうなるともはや時計ではなく「お金」にしか見えず、「どうしたものか」と考えてしまいます。

正直なことを言えばぼくも多少は「投機目的」の購入検討であることは否定できませんが、となると購入しても「価値が下がる」ことを恐れて身につけることもなく保管するにとどまってしまい、「何のために購入したのか」がわからない、ということになるのかもしれません。

なお、デイトナにせよサブマリーナにせよGMTマスターⅡにせよエクスプローラーⅡにせよ「数はたんまりある」状態。
品薄で価格が上がっているわけではなく、価格が吊り上げられているから高くなっているだけで、実際に(定価販売の正規店以外は)どこに行っても「在庫は豊富」。

それでも買うかどうか悩む(買わないという判断にはならない)のがロレックスの魅力そして資産価値ですが、購入するならたとえ高価でも「デイト付きのサブマリーナ(116610LN)だと考えています。
なぜかというとロレックスは「高いモデルほど人気化する」からで、これは現在の「デイト付き」「デイト無し」とのプレミア価格差を見ても明白。
「安物買いの銭失い」になりがちなのが腕時計全般の定石であり、いくら高くても人気モデルを抑えるのが「損をしない」ための方法であると考えています。

そして、ここまでの金額を出すならばほかにもっと優れる腕時計を購入できるものの、売却時のことを考えると「ロレックス一択」になってしまうのもロレックスの恐ろしいところですね。

サブマリーナについては「まだまだ上がる」と考えており、資金的余裕があれば「売却益」狙いで複数仕込んでおいてもいいだろう、とも思うほど。

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