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ゴールドのボディにゴールドのホイール。アヴェンタドール以外にこれが似合う車は見当たらない

2018/08/01

| ゴールドが似合うクルマはそうそうない |

カナダのエキゾチックカーディーラー、エンパイア・オートがゴールドのアヴェンタドールSVロードスターを公開。
ボディカラーはマットゴールド(ラッピングではなくペイントとのこと。さすがにアヴェンタドールSVをオールペンするとは思えず、ランボルギーニによるカスタムペイントかも)、そしてホイールもゴールド。

「ゴールド×ゴールド」のランボルギーニ・アヴェンタドールだと先日クリス・ブラウン所有の個体が目撃されたばかりですが、そちらは「クロームゴールド」。
よって今回のアヴェンタドールSVとは「同じゴールドでも大きく印象が異なる」ことになりますが、ゴールドが似合う車もアヴェンタドールをおいて他にない、と思います(クルマの形状が派手すぎて”ゴールド”というカラーすら地味に見える)。

ホイールはADV.1製、エアロパーツはノヴィテック製

なおホイールはADV製の鍛造21インチ「ADV5.3トラックスペック CSシリーズ」。
エアロパーツはノヴィテック(NOVITEC)によるカーボンファイバー製とのこと。

面白いのはこの「マットゴールド」がステアリングホイールの一部やスイッチカバーにも用いられていることで、かなりな情熱がかけられた一台だと言えそうですね。

↓リアの「Lamborghini」文字もゴールド

ボディへの反射を見ると、マットと言うよりは「セミグロス(半つや消し)」といった感じ。

シートやインテリアのステッチ、刺繍もゴールド。
この部分も「ランボルギーニ純正のカスタムプログラム”アド・ペルソナム”を使用したものだと思われますが、そうでなければ「総張替え」したということになり、これまた「とんでもない手間と金額がかかっている」ということになりそう。

サイドステップ、リアディフューザーはカーボン製。
サイドステップのスリットは「ノヴィテック特有」のデザインですね。

ホイールはよく見るとセンターロックで、スポーク部とリム部との色味がやや異なる模様。
ピアスボルトもゴールドのように見えます(ホイールのデザインそのものは”エゴイスタ”風)。

ブレーキキャリパーは「ブラック」と控えめですが、外装に使用されるカラー数を抑えることで統一感を演出しているようですね。

なお、こちらがランボルギーニ・エゴイスタ。
2016年発表、当時デザイン主任であったワルター・デ・シルヴァの「個人的な嗜好」を反映させたワンオフモデルだとされていますが、このホイールデザインは独特で、今回のADVほかカスタムホイールメーカーに大きな影響を与えています。

通常、ホイール交換というのは「メーカー純正デザインに満足できない」としてアフターパーツメーカーが独自にデザインを行うものですが、ランボルギーニの場合は(エアロパーツ然り)メーカーによるデザインがアフターパーツに影響を与えてしまうという稀有なパターンですね。

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