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大阪で発生した大規模地震その後。ランボルギーニは無事、そしてコレクションアイテムは処分することに

2018/06/18

| 家の中を片付けるのはなかなか大変 |

さて、大阪の大型地震の影響について。
ぼくは出先で地震に遭遇し、そこからなんとか自宅に帰ろうとしたわけですが、電車はストップ、高速道路も通行止め。
よってクルマ(アウディTT)でなんとか帰る必要があり、混乱する情報を見極めながら、通常だと40分程度の道のりを4時間ほどかけて帰宅することに。

自宅に戻る途中に気づいたのは、ほとんどのお店が閉まっていること。
店内にモノが散乱していることや、そもそも従業員がやってこれないことも理由だと思われます。
吉野家などのチェーン店や自動車ディーラーも閉店したままだったりして事の大きさを痛感させられますが、電車が止まってしまっているので、道を歩いている人も多数見られる状況に。

自宅は完全にカオス状態

そんなこんなで自宅に戻った時の様子はすでに公開した通りですが、とにかく「カオス」のひとこと。
家自体が倒壊したり大きな破損がないのは不幸中の幸い(細かなところだとけっこう問題はある)ではあるものの、とにかく棚が倒れていたりしてまあ大変。
棚は壁に直接固定して「倒れない」ようにしているものの、壁ごと剥がれたりしているので「どうしようもない」状態です。

あんまり暗い話をしても仕方ないので、今回ぼくが感じたことなどを記載してみようと思いますが、まず「家に帰るクルマがTTではなくBMW i3だったら絶対電欠してた」のは間違いないところ。
渋滞中に電力を消費し、家に帰るまでにバッテリーを消耗していたであろうということですね。
災害時に最初に復旧するのは「電気」ともいわれ、そのために「電気自動車」は災害対策としても有用と言われることがありますが、「家に戻れないのでは仕方がない」ということになります。

今でも阪神大震災は記憶に残る

そしてもう一つが「ビリー・ジョエル」。
以前にも書いたとは思いますが、阪神大震災の翌日にビリー・ジョエルはライブを敢行。
当然、彼自身も前日に阪神大震災も経験しているわけですが、それでも(スタッフが必死で止める中)ライブを行なったわけですね。

そのときにビリー・ジョエルがライブの場で言ったのが下記。

「私は今、今日ここにきてくれた人に感謝しているとともに、空席を見て”来ることができなかった人”のことも考えています。皆さんがライブを聞いてくれて、家に帰ったら、大事な人のそばにいてあげて、できる限りのことをしてください」

そしてライブの収益を全部寄付して帰ったのがビリー・ジョエル。
ぼくは阪神大震災からずいぶんたった今でもこのことをよく覚えています。

こういったときは何かと心の余裕がなくなりがちですが、こういったときこそビリー・ジョエルの言葉を思い出し、常に大きな視点でものごとを見なくてはならない、とぼくは考えるのですね。



生活を見直すいい機会になった

なお、ぼくはとにかく蒐集グセがあるので色々なモノを集めていますが、今回地震の被害が直撃してしまったのもそういったモノたち。
これらの片付けにはかなりな時間がかかりそうですが、この機会に「いらないモノは処分しよう」と考えています。

モノが多く、そういったモノたちが地震の衝撃で飛散することで「猫さんたちに怪我させてしまう」可能性もあったわけで(幸い皆が無事)、そう考えると生活からできるだけモノを減らした方がいいのかもしれない、と思ったり。
たとえばぼくは書籍800冊、CD2000枚(とレコードも)を保有していますが、こういったモノはもう減らしてもいいだろう、ということですね。
ミニカーやほかのコレクターズアイテムも同様で、今回の地震は「モノが増えすぎた」ぼくの生活に疑問を抱かせるのに十分であったとも言えます。

そのほか地震の影響はこんなところにも

細かいモノや部位の破損はあげればキリがありませんが、地震の「揺れ」で止まっていた自動巻の腕時計がすべて「動いてた」のは衝撃的。
それだけ地震のエネルギーが凄まじかったということになりますね。

DSC04933

そして「え?」と思ったのがこの棚。
赤い枠で囲んである棚は、その後ろにある棚の上に乗っていたのですが、これがそのまま「ストンと」下に落ちていて、「こんなにきれいに落ちるのか」と驚くことに。

そのほか、心配されたランボルギーニ・ウラカンも無事。
ガレージ内にモノは飛散しているものの、阪神大震災を経験した身として、もともと「飛散しにくい」ようにモノを配置・取り付けしていたり、飛散してもクルマを傷つけないような配慮を行なっていたことが良かったのかもしれません。

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