| 昔レーシングドライバー、今はポルシェのレストア/カスタムの第一人者 |
「もっともポルシェを知る男」の一人に数えられる、ブルース・カネパ氏。
もとレーシングドライバーで、引退後はレーシングカーの製作やヴィンテージカーのレストア、その他の車両カスタムを手がけるショップを運営しています。
今回ポルシェ「70周年」に関連してインタビューを受けることとなり、あわせてそのポルシェ愛を語った動画が公開され、その驚愕のコレクションの一部も紹介されることに。
ポルシェ911だけではなく、959にもめっぽう強かった
やはりカネパ氏を語る上で外せないのがポルシェ959。
959現役時代の(北米への)インポーターを務めたほどで、現在でも959のレストアやカスタムを手がけており、最近も「800馬力」にまでパワーアップさせる959のチューニングプログラム「959C」を公開していますね。
なお、アメリカには50台のポルシェ959が輸入されていますが、そのうち30台以上のメンテナンスを手がけている、とも言われます。
そんなカネパ氏の経営する「カネパ・モータースポーツ」ですが、ショールーム内には希少なポルシェがずらり。
初代911はもはや珍しい部類ではなく、
ラリー仕様の911レーシングカー、
歴代911のレーシングカー、
純然たるレーシングカーも。
なお、カネパ・モータースポーツはポルシェ以外に多数の希少なクルマを扱っており、過去には「世界に一台」しかないBMW M1 Procarをレストアして公開した経験もありますね。
以前にもカネパ・モータースポーツのファクトリーについては触れたことがありますが、保管しているクルマの総額はなんと170億円とも言われ、まるでミニカーのように(トミカパーキングみたいに)壁面の立体駐車場に収納されたレアカーには驚かされるばかり。
それでは動画を見てみよう
こちらが彼のファクトリー内にて、数々のポルシェとともに熱く語るカネパ氏のインタビュー動画、「Porsche 70th Anniversary | Bruce Canepa」。
ほかにもまだまだいる。ポルシェ愛あふれるオーナーたち
なお、ポルシェに対する愛情を持つオーナーは世界中にいて、コレクターであろうがなかろうが、それぞれのポルシェに対する接し方がある模様。
まずは父親がずっと欲しがっていたポルシェ911を手に入れ、専用のガレージを家を作った男。
356にしか興味を持たず、修理しながら毎日乗る男、ヒュンメルさん。
ポルシェを恋人のように扱う女性も。
ポルシェも認めたカスタム野郎、マグナス・ウォーカー氏。
カップルでポルシェ911の限定モデルばかりを集める例も。
父が死去し、すべてを失っても手放さなかった「父の形見(911)」に乗り続ける息子。