それでもプラスマイナスすると得られるもののほうがずっと多いのがスーパーカー
カナダのランボルギーニ正規ディーラーにてセールスパーソンを務めるヘザー・ボーレンタインさん。
これまでにも顧客の納車の様子や、スーパーカーを買いに行くにはどうしたらいいのか、どういった服装で言ったらいいのかなど独自視点の動画を公開。
今回は動画にて「スーパーカーオーになることのメリットとデメリット」について紹介しています。
なお、動画のタイトルは「5 PROS & CONS Of Owning/Buying A Supercar!」ですが、この「PRO」と「CON」は英語で「いいところと悪いところ」という意味で、これらはペアで使用されることが多く、これは覚えておくと便利かも(ツウっぽい)。
スーパーカーを買う、所有することのメリットにはこういったことがある
ここでヘザーさんの考える「スーパーカーオーナーになることのメリット」を考えてみましょう。
参考までに、ぼくの考える「スーパーカーを買って良かったこと」はこちら。
メリット1 ランボルギーニのヒストリーを共有できる
ランボルギーニのヒストリーというと、その創立者であるフェルッチョ・ランボルギーニが、フェラーリを購入し、すぐに壊れるので文句を言いにエンツォ・フェラーリのもとを訪れた際、「トラクター野郎は黙っとけ」と一蹴され、「じゃあ自分で壊れないクルマを作ったるわ」と奮起してランボルギーニを創立した、というもの。
ランボルギーニはその意味では「世界の自動車メーカーの中で、もっとも設立の理由が明確」だとも言われますね。
メリット2 素晴らしいデザインに触れることができる
これについては説明不要で、芸術品のような美しさをもつクルマを手元においておけるというのは大いなる幸せであり、人生に対するモチベーションも向上しようというものです。
メリット3 カスタマイズ可能
ヘザーさんは「スーパーカーは購入時に、内外装を自由にカスタムできる」ことについて言及。
ぼくとしては、これに加えて「カスタム車両を注文すること」は大きな自信獲得に繋がり、「自分はランボルギーニに、自分だけのカスタム仕様のクルマをつくってもらうまでになったのだ」という、なんとも言えない満足を得ることができる、ということを主張したいと思います。
メリット4 プレステージ性
そしてメリットの4つ目は「プレステージ性」。
これも説明は不要ですね。
メリット5 パフォーマンス
こちらもやはり説明不要であり、スーパーカーでなければ踏み込めない領域というのが確実にあって、それは限界性能を試さずとも、そして法規の範囲内であっても体感可能である、と考えています。
スーパーカーを買う、所有するとこんな問題も
そしてここからは上とは逆に、スーパーカーを購入し所有することに対するデメリット。
デメリット1 バッテリーがすぐ死ぬ
ヘザーさんによると、「2週間以上乗らないときは充電が必要」。
ちなみにぼくは自宅での駐車時には「常時充電」しています。
実際には1ヶ月ほど乗らなくても問題は無いようですが、やはり常に充電はしておいたほうが良さそうで、そして多くのスーパーカーには充電器が標準にて付属してきたり、オプションで用意されていますね。
デメリット2 目立ちすぎる
こちらはそのまんまですが、目立つことが悪い方向に行く場合も。
たとえばぼくの場合、吉野家に行っただけで「こんなところにスーパーカーで来るな」「スーパーカー買ったら金がなくなったのか」等、SNSで晒されたことも。
デメリット3 夏にしか乗れない
ヘザーさんの務めるディーラーはカナダにあり、現実的に短い夏の間しかスーパーカーに乗れないようですね。
その意味では、「冬でも乗れる」ウルスの存在意義は大きいのかもしれません。
デメリット4 価格が高い・・・
こちらも文字そのままで、とにかく高価。
ただ、売るときもけっこう高いので、値落ちの大きな高級サルーンを買うよりはずいぶんいいだろう、とは考えています。
デメリット5 保険も高い・・・
ヘザーさんいわく、その額は「クレイジー」。
日本の場合はそこまで高価ではなく、ランエボやGT-Rのようなスポーツカーとそう大きく変わらない(スーパーカーは日常的に乗ったり峠を攻めるクルマではなく、事故率が低いので料率が低い場合もある)、とも考えています。
VIA:Heather Ballentine-youtube