こういったカスタムもけっこういいかもしれない
マイアミにて開催されたイベント「アートバーゼル」にランボルギーニ・ウルスのアートカーが登場。
アートバーゼルはもともとスイス発祥のイベントで世界最大のアートフェアだとされ、スイス以外だとマイアミ、香港でも開催されています。
今回、このウルスは絵を描きやすいようにマットホワイトにラッピングされ、その上からペンを使用して作品を作り上げているようですね。
ランボルギーニ・ウルスにはライブで描画
なお、今回ウルスをキャンバス代わりに作品を仕上げたのは地元アーティストのSurge氏。
まず何も描かれていない状態のウルスはこんな感じ。
それがアーティストの手によってトライバル&ポップアート調に変身。
現在のところランボルギーニ・ウルスはチューナーにとって最注目モデルの一つですが、エアロパーツ装着ではなく、こういった「アート」をボディ全体に描くのもなかなかにインパクトの感じられるカスタムですね。
ホイールはヴォッセン製の23インチ(S17-01)へと交換済みですが、雰囲気的にはアヴェンタドールに用意されているホイールに近く、なかなかに格好良いと思います。
アートカーは根強い需要がある
なお、アートカーはずいぶん前から存在する存在ですが、時代が変わっても根強い需要がある模様。
メーカーがそのクルマのプロモーションのために作成する場合もありますし、ディーラーがかわりにこれを行う場合も。
そのほかチャリティーイベントのためにアートカーを製作することもしばしばで、最近だとBMWが海洋保護プロジェクトに賛同してi8のアートカーを公開していますね。
そしてレクサスはLFAニュルブルクリンク・パッケージをアートカーに仕立て上げたことも。
珍しいパガーニ・ゾンダのアートカー。
こちらはアウディR8。
印刷済みフィルムにてラッピングしていますが、こういった技術の発達によってアートカーが身近なものになったようにも思います。
一方、こちらは従来の手法に従い、実際に車体へとペイントしたマクラーレン650S。
そのほか「アートカー」とまではゆかなくとも、「褪色風ラッピング」や「サビ風ラッピング」といったアーティスティックなカスタムを施したクルマも多く見られ、一度はこういったカスタムに挑戦してみたいものだ、とも考えています(見積もりを取ったら40万円くらいだったので、そこからはビビって手を出してない)。