| たしかにビートルは一度は運転しておかねばならない |
旧トップギア、現グランドツアー三人衆の一人、ジェームズ・メイが様々な質問に答えるシリーズ動画。
今回は「気になるクルマ」「エンスージアストに”これだけは乗っておけ”というクルマ」といった質問に答えています。
なお、ジェームズ・メイはこれまでポルシェ911、ポルシェ・ボクスター、フェラーリF430、フェラーリ458などを所有。
リチャード・ハモンド、ジェレミー・クラークソンに比較するとパワフルで、ピュアで、かつミドシップもしくはリアエンジンレイアウトを持つクルマが好きなようですね(最近は自身でもアルピーヌA110を購入している)。
さらにはバイクを愛することでも知られ、比較的「シンプルな」乗り物が好きなのかもしれません。
気になるクルマはテスラ・モデル3とマクラーレン600LT
今回の動画にて、気になるクルマとして挙げたのはテスラ・モデル3、そしてマクラーレン600LT。
テスラ・モデル3という選択はちょっと意外なような気もしますが、最近はテスラ・モデルSを高く評価する動画も公開されており、意外やEV(というかテスラを)高く評価しているようですね。
なお、やはりジェレミー・クラークソン、リチャード・ハモンド両氏に比較すると評価に際しては自己の好みをあまり反映させず、客観的に見る傾向があるようです(逆にジェレミー・クラークソンは非常に主観的ではあるが、そこがまた面白い)。
乗っておくべきクルマはフォルクスワーゲン・ビートル
エンスージアストに「これだけは乗っておけ」という勧めるクルマはフォルクスワーゲン・ビートル(初代)。
これはクルマの構造がシンプルで、「すべてのクルマの原型とも言える構造を持つ」ことを挙げています。
たしかに「世界で最も売れた4輪車(2輪はホンダ・カブ)」でもあり、自動車好きであれば一度は運転しておく必要がありそうですね。
以前、ジェームズ・メイはビートルを改造した「ビーチバギー」を所有していたと言われており、下の画像はAutocarがそのジェームズ・メイ所有のバギーを試乗しているもの。
ちなみにぼくは、ビートルの助手席や後部座席には何度か乗ったことがあるものの、考えてみると自分で運転した経験はなく、どこかで機会を見つけて持ってみたいところ。
ほか、「自動車史上、もっとも偉大だと思うスーパーカー」にはランボルギーニ・カウンタックLP400だと答えていますが、これに異論を唱える人は少ないかもしれません。
なお、以前に「今後、一台だけしかクルマを選べないとしたら」という質問にはBMW 320iと答えていて、これはなかなか珍しい回答でもありますね。