| ウェイストゲートからのサウンドもたまらない |
過激なカスタムで知られるアメリカのチューニングショップ、Bisimoto。
なんでも1000馬力にしてしまうという印象があり、以前にもホンダ・オデッセイにターボをドッキングさせて1000馬力にパワーアップさせたこともありますね。
今回紹介するのは、850馬力にまでチューンされたポルシェ911。
ジェイ・レノガレージにBisimotoのオーナー、Bisi Ezeriohaとともに訪れています。
Bisimotoポルシェ911の中身は「ほぼまるごと入れ替え」
そしてそのBisimotoポルシェ911。
ルックスを見て分かる通り「コンプリートカー」に近いレベルの改造車。
ノーマルの面影や、ポルシェ911のレーシングカーを連想させるエアロパーツが装着されていますが、プロジェクター式ヘッドライトなど現代の装備が与えられていることも特徴です。
フロントバンパーにはエアインテークがあり、これは周囲が「滑らかに」加工され、シュトロゼックポルシェのような雰囲気ですね。
そして面白いのがこのフェンダーミラー。
ハウジングは「フロート」しておらず、直接フェンダーに取り付けられています。
フロントトランク内も完全に刷新。
奥の方までボディカラー同色にペイントされているところを見ると、ホワイトボディ状態まで分解し、補強含むカスタムを行ったものと思われます。
燃料タンクはレース用のように見え、バッテリーは(ケースのカラーからして)ドライタイプを使用しているのかも。
そして加工精度が非常に高いこともBisimotoポルシェ911の特徴のひとつ。
RWBポルシェもびっくりのリアフェンダーやリアウイングはオリジナルを重視した形状を持ちながらも独自デザインに。
850馬力も発生するだけあり、インタークーラーは巨大。
エンジンはまるで「漆黒の宝石(湾岸ミッドナイト)」のようですね。
バンパー中央にはターボ!
実際に走行している状態を見ると、相当な炸裂音そして吸気音、ウェイストゲートから発せられるサウンドが刺激的。
インテリアもパリっとカスタム。
強力なパワーを受け止めるべくボディカラー同色のロールケージが張り巡らされ、そのほかはシンプルかつスパルタン。
メーターだとレブカウンターのみが「レッド」ですね。
リアにもロールケージ。
ホイールもポルシェ伝統の「フックス」を彷彿とさせるもので、やはりオリジナルのデザインのようですね(マットグレーなのが渋い)。
ちなみに「アクセルバイワイヤ」も導入されており、まさにレトロと最新技術との良いところ取り、というイメージです。
それでは動画を見てみよう
こちらがジェイ・レノガレージにてこのポルシェ911を紹介する動画。
もちろん、ひとしきりガレージにて車両を確認した後、ドライブに出かけています。
こちらは数年前に公開されていた、同じポルシェ911の動画。
このときの出力は「1000馬力」ですが、この時点から色々と手を加え、乗りやすいように「850馬力」にデチューンしたのかもしれませんね。
VIA:Jay Leno's Garage,