| この人は失敗を恐れず、前だけを見ている |
前トップギア、現グランドツアーにてホストを務めるジェームズ・メイ。
非常に穏やかでスマートに物事に対応するという印象がありますが、実はこれまでに相当数の仕事を失っているようです。
とくに有名なのはオートカーやボルボのディーラーでクビになったことだそうですが、オートカーについては「記事の中に隠しメッセージを仕込んだこと」がその(解雇の)理由。
そして色々な職をクビになった後には様々な職に就き、中にはアイスクリームスタンド、駅の売店で働いたこともあったといい、 いずれも現在のジェームズ・メイからは想像もできない経歴です。
グランドツアー3人衆の中ではもっとも常識人に見えるものの、”イザとなると”もっともスピードを出したりするのがジェームズ・メイ。
オートーカー隠しメッセージの件といい、自分の判断基準にて、自分の信念を貫く人のようですね。
若い頃はけっこう向こう見ずな行動もあったようだ
今回公開されている動画ではクルマに関するコメントは少なく、前半はこの「クビ」に関する件、後半は日本を訪問したことについて語っています。
「クビ」に関する件については、この動画を見る人々に対して「もし仕事を失ったらどうすべきでないか(またはどうすべきか)」というアドバイスも。
まず、クビになったら”やるべきではないこと”については、「冷蔵庫に食べ物を置いておかない」「昼間にテレビを見すぎない」。
両方とも「家にずっといる理由を作らない」ということに通じるようですね。
そして”仕事がなくなったらどうするべきか”ということについては、「新しいチャンスと捉えること」「何かを学ぶこと」。
つまりクビになったとしたら「仕事を失った」と考えるのではなく、「新しく何かにチャレンジする機会を与えられた」と捉え、そのために努力するべきだ、という考え方です。
とくに日本人の場合、仕事に対する責任感が強い人が多く、職を失ったら「あれだけ会社のために尽くしてきたのに・・・」「これから先、どうしたらいいんだろう・・・」という不満そして不安が先に来るかと思いますが、そうではなく「前職から自分は開放されたのだ」「これからは何をしてもいいのだ」と考えよう、ということですね。
言うなれば失職は、本来の自分に戻り、自分の人生を取り戻すためのチャンスなのかもしれません。
なお、動画の後半では例によって「日本のトイレ」について言及。
暖かい便座、そしてシャワートイレに感動したようで、しかしこれだけ世界中のセレブが言及しているにも関わらず、欧米であまり普及していないのはちょっと不思議でもあります。
VIA:JOE
あわせて読みたい、ジェームズ・メイ関連投稿
アルピーヌA110を購入したジェームズ・メイ。「スープラは気になるクルマだ」なお残りの人生を1台の車で過ごすならBMW 320iを選ぶとコメント