| 映画「バッドボーイズ」のプロモーションとしてはまさに最適 |
さて、いつも期待を裏切らないウィル・スミス。
今回は配車サービスのリフトとタイアップし、ポルシェ・タイカン・ターボSUVのドライバーを務めています。
もちろん利用者はドライバーがウィル・スミスとは知らず予約しているので「サプライズ」となっていますが、今回の試みにはウィル・スミスの新作、「バッドボーイズ フォー・ライフ」のプロモーションという側面もあるようですね。
なお、バッドボーイズシリーズの第一作「バッドボーイズ」は1995年に公開されていて、このとき劇中車としてポルシェ911ターボ(964)が採用されたのが「バッドボーイズとポルシェとウィル・スミス」という繋がりのはじまり。
その流れで今回の新作「バッドボーイズ フォー・ライフ」にもポルシェ911(最新世代の992)が登場することになったのだと思われ、そして予告編を見るとかなりな「ポルシェ推し」。
こういった「ハリウッド映画にポルシェを劇中車として提供」という例は珍しくはなく、しかしその多くはドイツのポルシェ本社ではなく、アメリカのインポーターが独自にこれを行なっているようであり、たとえば2004年の映画「セルラー(キム・ベイシンガー、クリス・エヴァンス)」もやはりポルシェの北米法人が車両を提供したと(当時)報じられています。
アメリカは市場規模が大きく、本社ではなくインポーター単体で協賛してもモトが取れるということなのだと思われますが、これは日本ではちょっと考えられないプロモーションで、まさにアメリカならではと言えそうですね。
ポルシェ・タイカンに乗れるだけでもラッキーだが
それはともかくとして、今回ウィル・スミスが乗るポルシェ・タイカン・ターボSはバッドボーイズ フォー・ライフに登場するのと同じメタリックブルー。
もちろんカラーを合わせたのだと思われますが、この車両もポルシェのアメリカ法人が用意したものかもしれませんね(ドイツ本社からはアナウンスがない)。
そしてさっそく業務開始ですが、クルマを予約したこの女性はウィル・スミスを見てこの表情(顎が外れんばかり)。
ウィル・スミスは非常に特徴的な顔を持っているので、遠くからでも識別できるのでしょうね。
その後は楽しくドライブ。
その後も何人かの客を乗せています。
こういったプロモーションもまた、「アメリカならでは」だと言えそうです(日本だと規制や安全性の観点からなかなか許可されないと思われる)。
ポルシェ・タイカンには「別ボディ形状」もスタンバイ
なお、タイカンは世界中にて大人気だと報じられますが、現在の「セダン」のほか、ワゴンボディを持つクロスツーリスモも追加されると言われます。
たびたびプロトタイプの目撃例がありますが、かなり偽装の薄い個体も目撃されているようですね。
Looks like there will soon be a #Porsche #Taycan Sport Tourismo #EV or however they will call the estate-version. pic.twitter.com/nhPzyoB4KX
— Steven Hopemaster (@SHopemaster) 2020年1月20日
VIA:Will Smith