| 間違いなくイーロン・マスクCEOも見ているはずだ |
昨年11月に発表され、方々に大きな衝撃を与えたテスラ・サイバートラック。
その余波はとどまるところを知らず、世界中でサイバートラックグッズが発売されたり、自分でサイバートラックを作ってしまう人々も。
そして今回、やはりというか中国にてサイバートラックを作ってしまった男が登場し大きな話題に。
さらにこの男、オリジナルのサイバートラックに自分流のモディファイを施しており、今回は動画にてその内容を紹介しています。
テスラ・サイバートラックの勢いが止まらない!すでにTシャツなどの偽グッズが大量に出回り、フェイク動画/コラ画像が大量に登場。一方で人気は加熱し予約は25万台へ
中国版テスラ・サイバートラックはこうなっている
そこでこの動画ですが、まずはこのサイバートラックのビルダーが明るく登場。
「やあみんな!元気かい?苦節二ヶ月、ついに自分のサイバートラックが完成したぞ。ただ、サイバートラックはシンプルすぎるってみんな言うよね?だから自分なりの改造も加えてみたよ」
「まずはボンネットだけど、テスラのサイバートラックは平坦だ。だけど自分のはフェンダーの峰をつけてみたぞ。これはランボルギーニのデザインにも採用されている」
たしかにランボルギーニは(フェンダーではなくフロントフードですが)こういった峰を設けることがあり、たとえばランボルギーニだとこう。
これはおそらく、カウンタックから引き継がれたデザインだと思われます。
「フロントアンダーもちょっとアレンジを加えたぞ。台形のパーツを挿入して迫力を出した。これもランボルギーニのデザイン言語でもある」
実際にランボルギーニは六角形、三角形とともに「台形」をデザインモチーフとして採用することが多く(六角形の半分だから?)、台形に準ずる「ハの字」を好んで用いることも。
中国人はシャープな形状を好む傾向にあり、そのためランボルギーニのデザインが非常に好まれる傾向にあると言われますが、こんなところにまで波及するとは・・・という感じですね。
「さらにフェンダーはカーボンファイバーだ」
電ノコでカットしたと思われる跡がありますが、それもまたご愛嬌といったところです。
「あ、そうそう、もうひとつ秘密があるんだ」
と取り出しのはリモコン。
この「いちばん重要なことを最後にさりげなく」はスティーブ・ジョブズのプレゼンを真似たものなのでしょうね(スティーブ・ジョブズも中国では大変に人気がある)。
そしてリモコンは電動にて開閉。
全体的に見てかなりクオリティが高く、SNS上では相当な反応がある模様。
テスラCEO、イーロン・マスク氏もこれにはなんらかの反応を示しそうですが、同氏のことだけに「よくやったな。だが”まだまだ”だ」といった感じのコメントになるのかもしれません。
ちなみにこちらが本家テスラのサイバートラック。
たしかにフロントフェンダーやフロントバンパーに相違がありますね。
VIA:JayinShanghai, InsideEVs