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【動画】ロレックス自らが「もっとも複雑なキャリバー搭載」と語るスカイドゥエラー。そこには驚きの機能が隠されていた

2020/04/01

| スカイドゥエラーは「世界を旅する旅行者のためのウォッチ」|

さて、ロレックス・スカイドゥエラーが「ロレックス一優れた腕時計である」という動画が公開に。

スカイドゥエラーは「世界を旅する旅行者のためのウォッチ」というコピーを用いる複雑時計ですが、見た目がデイトジャストに似ているためか、これまで今ひとつ興味を持てなかった一本でもあります。

ただ、今回の動画を見るに「え?」というような驚きの、そして他のロレックスにもない機能が採用されており、”最も優れたロレックス”というのもある意味で納得。

ここで、ロレックス・スカイドゥエラーがどんな腕時計なのかを見てみましょう。

ロレックス・スカイドゥエラーのベゼルは「単なる飾り」ではなかった

まず驚かされるのがスカイドゥエラーのベゼル。

見たところデイトジャストと同じでに見るものの、これは「回転式」であるだけではなく、その回転する方向によって機能を選べるという”回転リングコマンドベゼル”。

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よく、デジタル時計で「ベゼルを回転させることで、ストップウォッチやタイマーなどの機能を選ぶ」タイプの腕時計がありますが、それに近いイメージです(スカイドゥエラーにストップウォッチは無いけれど)。

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そしてこの回転式リングコマンドベゼルについて、ムーブメントと機械的につながっていて、左に回すと(リュウズ操作にて)ホームタイムを表すダイヤルを回転させることができ、右に回せば「時針だけ」を進めたり戻したりすることができるため、分針を動かすことなく世界各国の時間に合わせることが可能となっています。

機械式腕時計でこの機構を持つものは非常に珍しく、ロレックスいわく「自社で腕時計の主要部品を設計し、製造するロレックスの優れた技術力の証にほかならない」。

2つのタイムゾーンを表示可能

2つのタイムゾーンを示せるロレックスとしては「GMTマスター2」がありますが、スカイドゥエラーの場合はデュアルタイム表示のために「回転ディスク」を用いていることが特徴。

ローカルタイムは通常の時針と分針、そしてホームタイムは回転ディスクにて表示、という使い方をするようですね。

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ちなみに、他のロレックスには見られない、レッドの三角がホームタイムの時刻を表していて、たしかにGMT針よりはスマートな表示方法だと言えるかもしれません。

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なお、採用されるムーブメントは「9001」。

ロレックスによる自社開発となっており、「ロレックスが開発した最も複雑なキャリバーのひとつ」だとされています。

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さらに驚かされるのは「月表示」が可能だということで、現在何月であるかを、ダイヤル上のバーインデックス端に設けられた窓に「レッド」で表示。

たとえば、6時のアワーマーカー下の窓がレッドになっていれば、「今は6月」ということですね。

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スカイドゥエラーのケースサイズは42ミリ、素材は904Lステンレスの他エバーローズゴールドも。

デイトジャストよりも大きく、かつジュビリーブレスではないため、実際に腕に装着すると独特の雰囲気があるようです。

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ブレスレットは「オイスター」のみで、ベゼルともどもロレゾール(コンビ)もラインアップ。

ステンレススティールモデルの定価は1,564,200円、ステンレス&イエローゴールドモデルは1,864,500円、エバーローズゴールドモデルは「要お問い合わせ」となっています。

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ぼくとしてはまったくノーマークだったものの、実際にはけっこう人気はあるようで、新品の相場は225万円前後、中古最安でも183万円程度にて販売されており、かなり高いプレミア率を誇るようですね。

VIA: Jenni Elle

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