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レストア経験なし、しかし新車コンディションのランボルギーニ・カウンタックLP500Sが競売に登場!いくらの値がつくか注目の的に

2020/05/10

| これ以上のコンディションを持つLP500Sは他になさそう |

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RMサザビーズが、6月24-27日にドイツにて開催するオークションにて、1984年モデルのランボルギーニ・カウンタックを出品する、と発表。

このカウンタックの特徴としては「走行距離が少ない(14,814km)」こと、そして321台のみしか生産されなかった「LP500S」だということ。

製造されたのは上述の通り1984年、そして納車されたのは3月10日、納車先はドイツのジョセフ・プレイン氏だという記録が残っており、その後に現在のオーナーであるコレクターへと売却されたようですね。

カウンタックは大きく分けると「6種類」

なお、ランボルギーニ・カウンタックは大きく6つのモデルに分けることができ、「LP400」「LP500」「LP400S」「LP500S」「QV5000」「アニバーサリー」。

これらは1974年から1990年にかけて製造されていますが、LP500Sは1982年から1985年の3年間に作られたモデル。

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全長は4,140ミリ、全幅1,995ミリ、前高1,029ミリ、エンジンは5リッターV12(375馬力)というスペックを持っています。

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そしてこのカウンタックはなんと「レストア歴のないフルオリジナル」を保っていることで、ボディカラーは工場にてペイントされたレッドのまま。

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レッド(紫外線に弱い)にありがちな色あせ、剥離などいっさい見られず、「新車コンディション」と言っても差し支えないほどです。

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ガラスやレンズ類に曇りもなく、ドアミラーやモールなどの樹脂パーツの光沢も申し分なく、徹底してコンディション維持に務められていたことがわかりますね。

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リアウインドウの奥にルームミラーが見えますが、逆に考えると「ルームミラーから見えるのはこのわずかばかりのリアウインドウ」ということに。

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当然ながらエンブレムはクラシックバージョン。

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エンジンルームも美しく、経年劣化すら感じさせないほどですね。

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スペアタイヤはフロントトランク内に。

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特筆すべきはその内装で、見ての通り「オールホワイト」。

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Aピラーやルーフ内張もホワイト。

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マットはブラック地、そしてレッドとホワイトのファイティングブル。

なお、足元が非常に狭いことがわかりますが、このスペースで「クラッチとブレーキとアクセル」とを踏み分けるのがかなり困難なのは間違いなさそうですね(体自体もねじらなくてはならない)。

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”カーステレオ”は一時期大流行した、発光するスクエアボタンを持つアルパイン製。

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メーターは320km/hスケール。

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こちらはオーナーズマニュアル類。

この時代でもけっこうちゃんとしたものがあったんだな、と驚かされます。

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RMサザビーズからは予想差落札価格が公表されていないものの、生産台数が倍以上の「カウンタック・アニバーサリー」の新車が約6100万円で販売されていたことを考えるに、5000万円程度の値がつくのは間違いなさそうですね。

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VIA:RM Sotheby’s

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