| どう考えても避難される要素はないように思われるが |
さて、先日「母親がランボルギーニを買ってくれないので、3ドルだけを持ってカリフォルニアまで、家のクルマを勝手に運転して出かけた」5才児。
その行動力、そして事故もなく高速道路を走ったというところに驚かされますが、同じようにこの5才児(名をエイドリアン・ザマリッパ君という)に心を動かされた多くのランボルギーニオーナーが”エイドリアン・ザマリッパ君を自分のランボルギーニに乗せてあげたい”と申し出た模様。
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母親にランボルギーニを買ってくれと頼んで拒否。3ドルだけを持って家のクルマを盗み、カリフォルニアのディーラーへと旅立った5歳の少年
| ただし5分後には警察に発見され、あえなく保護 | https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/37043838500/in/album-72157686 ...
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そして少年はめでたくランボルギーニでドライブ
そして実際に、そのうちの一人がエイドリアン・ザマリッパ君の家族によって選ばれ、めでたくエイドリアン・ザマリッパ君はランボルギーニでドライブすることがかなったと報道されていますが、こちらが今回親切にも申し出を行ったランボルギーニオーナーの一人、ジェレミー・ネイヴスさん(イケメン)。
このドライブは現地TV局によって中継されることになっていますが、轟音とともにやってくるマットブラックのランボルギーニ・ウラカンの姿も収録されています。
お母さんとも一緒に。
定員オーバーなので違法のような気もしますが、オンエアされた映像なので、当局に許可を取るなど「合法」に進められたのだと思われます。
それにしてもこのドヤ顔。
「ランボルギーニを購入する」という形ではないものの、一生忘れることができない思い出となったのかもしれませんね。
こちらが、エイドリアン・ザマリッパ君が実際に運転したSUV。
やはりこの状態で運転したというのは驚きそのもの(フロントシート前方に腰掛け、ほぼ立ったままの姿勢だったらしい)。
なぜか人々はこの行為を批判
そしてこの様子が放映されるやいなや、多くの批判が巻き起こり、「子供のためにならない」「親は罰せられるべき」、そしてもちろんジェレミー・ネイヴスさんに対する批判も。
今回の行動は純粋に良心からなされたものであると考えられ、そこに批判されるべき要素はないと思うのですが、ジェレミー・ネイヴスさんはこういった現状について「現代では、子供が夢を追いかけなくなったのがわかるような気がする」と自身のFacebookページにてコメントし、「彼(エイドリアン・ザマリッパ君)はすでに成功し、幸福な人生を送っている」とも。
その理由としは「彼はすでに自分が欲しい物を知っていて、いかなる形にせよ実現するための行動を取り、誰もが”不可能だ”と思われることに挑戦し、未知なるものに対しても勇気を見せ、警察に捕まったとしても、己の行動の理由を隠さず告げたからだ」というもの。
実際に違法行為をしてしまったことに相違はないものの、信念に従って行動し、その信念を偽ることなく主張したということ、そしてそれが5才児であったということは、彼の勇気とともに認めてあげたほうがいいのかもしれません。
その他にはこんな親切なランボルギーニオーナーも
そして以前には、やはりアメリカにて、見ず知らずのホームレスを自分のアヴェンタドールに乗せ、食べ物と仮住まいを与えて就職の手伝いをしたランボルギーニオーナーも。
日本人はシャイなのでこういった話はあまり聞きませんが(ぼくも”頼まれれば”乗せるものの、自分からは買ってでない)、アメリカでは進んで人々の幸福に貢献しようとする人々が比較的多いように思います。
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これはいいランボオーナー。ホームレスに食べ物とホテルを提供しアヴェンタドールでドライブ
| 世の中には自分よりも人の幸福を願う人がいる | ランボルギーニ・アヴェンタドールのオーナーがホームレスに食べ物を提供し、ホテルの部屋までも用意する動画。見た目はタトゥーのいかついオッサンですが、こ ...
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