>ルノー/アルピーヌ(RENAULT/ALPINE) >日産/インフィニティ(Infinity) >三菱(MITSUBISHI) ■ニュース

日産がウワサどおり「新再建プラン」発表!ルノー/三菱との取り組みを強化し、これまで以上に共有化推進。開発には車種・分野ごとにリーダーを決めて「競争しない」

投稿日:

| 実際にどこまで「貫けるか」は各社の覚悟と本気度にかかっている |

さて、日産自動車が、先日よりウワサされていた「今後の取り組み」を発表。

事前にリークされていた内容とほぼ同じであり、改めて内部から情報が漏れたのだということが理解できますね。

日産が5月28日に新経営戦略を発表との報道。「北米、中国、日本に集中」し、ルノーは欧州、三菱は東南アジアへ

この記事のもくじ1 | これまで日産は無駄が多く、安売りに頼りすぎた |1.1 日産はずいぶん大きな賭けに出る1.2 考えてみれば当たり前の戦略ではあるが1.2.1 三菱は東南アジアで強みを発揮 |  ...

続きを見る

それはさておき、今回ルノー・日産自動車・三菱自動車が発表した再建プラン。

いったいどのようなものなのか、ここで見てみましょう。

ルノー・日産自動車・三菱自動車の”今後の取り組み”はこうなっている

そして今回発表があった内容ですが、簡単に言うと、「特定の地域や技術について、それを得意とする(ルノー、日産、三菱いずれかの)会社に任せ、ほかは競合するようなことをしない」「それが得意な会社が開発した技術を、ほかの会社が共有する」ことでコストを削減し、競争力を高めるということになります。

なお、日産が発表した骨子は下記の通り(プレスリリース全文はこちら)。

メンバー各社は、商品および技術開発の効率性向上のため「リーダーとフォロワー」の枠組みを活用してプロジェクトを推進します

各社は、それぞれ大きな強みを持つ地域においてレファレンスとなり、他のメンバー各社の競争力を高めるためのサポートをします

今後もアライアンスは、商品、技術、そして市場において、業界トップレベルのパフォーマンスのベンチマークを行っていきます

日産自動車

概念は「リーダー」と「フォロワー」

今回の取り組みについては「リーダーとフォロワー」という概念が導入されており、どういうことかというと、たとえば「CセグメントのSUVは日産がリーダー」となった場合、日産がプラットフォームやボディを開発し、フォロワーであるルノーや三菱がそれを転用する、という具合。

ただしこれは車種やセグメントのみによって決められているわけではなく「コネクテッド分野」「PHEV」といった技術においてもリーダーとフォロワーが設定されることになります。

プラットフォームのリーダーとフォロワーはこうなっている

そしてまずはプラットフォームに置ける効率化。

これについては下記の通りアナウンスがなされています。

つまりはこれまで以上にアライアンス間での共有化がなされ、車両ごとの「共有化比率」も高まり、生産工場も集約されるということになろうかと思います。

・共有の範囲を、これまでのプラットフォームから、アッパーボディにまで拡大する
・商品セグメントごとにリーダーを決め、それをフォロワーがサポートする形で開発を進め、マザービークルを開発した後にシスタービークルの開発を行う
・必要に応じてリーダーとフォロワーの車両生産を少数工場に集約させる
・プラットフォームとエンジンの合理化が完了すれば、開発にかかる投資は最大で40%カットできる
・2025年以降のC-SUV(CセグメントのSUV)刷新は日産がリーダーを務め、欧州市場でのB-SUVはルノーがリーダーを務める
・南米ではルノー向け、日産向けのBプラットフォームが合理化され、4つのプラットフォームが1つに
・この「1つ」のプラットフォームは2つの工場のみで生産
・日本と東南アジアにおいては、「日産と三菱とで軽自動車を共同開発した」ような取り組み強化を検討
・プラットフォーム、パワートレイン、技術への投資をシェア

技術分野のリーダーとフォロワーはこうなっている

そして次は技術分野におけるリーダーとフォロワー。

これらについても明確に主導権を決め、投資を抑えながらも、より良い技術を「世界中で」販売するということになりそうですね。

・運転支援技術は日産がリーダー
・コネクテッドカー技術についてはルノーがプラットフォームを作り、日産が中国市場向け開発のリーダーを務める
・eボディ(電気電子アーキテクチャのコアシステム)はルノーがリーダー
・eパワートレインについて、CMF-A/Bはルノー、CMF-EVは日産が開発リーダー
・C/Dセグメント向けPHEVは三菱自動車がリーダー

「レファレンス地域」はこうなっている

そして次はレファレンス地域ですが、これは「担当地域」と置き換えられます。

これを決める目的は「各社の重点地域での競争力向上」「ほかアライアンスメンバーの競争力向上」ひいては「アライアンス全体での競争力とプレゼンスの向上」を目指すということになりそう。

・日産自動車・・・中国・北米・日本
・ルノー・・・欧州・ロシア・南米・北アフリカ
・三菱自動車・・・ASEAN・オセアニア

以上が今回発表された新しい計画ですが、内容としてはトヨタがスバルやスズキ、マツダと一緒に行っている内容と同等だと考えられます。

つまりは「業界にセオリー通り」ということになるものの、これを行うのはかなり難しく(重複部門をカットしなくてはならないので内部の反発がスゴい)、実際に進めることができるのかどうかは日産/ルノー/三菱の本気度が問われるということになりそう。

この発表では、具体的な共有車種、カットされる車種や今後のプロダクトラインアップについて公表されていないものの、今後各社は株主向けになんらかの具体的な発表を行ってゆくのかもしれませんね。

参照:日産自動車

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でintensive911をフォローしよう!

  • この記事を書いた人

管理人:JUN

ランボルギーニ/ポルシェ/ホンダオーナー。 ハイパフォーマンスカーを中心に、それにまつわる話、気になるクルマやバイク、モノ、出来事などを紹介します。

->ルノー/アルピーヌ(RENAULT/ALPINE), >日産/インフィニティ(Infinity), >三菱(MITSUBISHI), ■ニュース
-, , , , ,

© 2020 Life in the FAST LANE. Powered by AFFINGER5