| ツルんで走る時にはくれぐれも事故には気をつけよう |
海外メディア報じるところによると、6月7日にシンガポールにて、ランボルギーニ・アヴェンタドールSが2台衝突するという事故が発生した、とのこと。
状況はいまのところ明らかではないものの、2台が連なって走行している途中、一台が交差点で停止し、そこへもう一台がドカンと追突してしまったようです。
画像を見ると両方ともイエロー(少し色味が異なる)、そして社外エアロパーツを装着しているようで、純正エアロパーツそしてホイールにもイエローのラインが入っており、似たような仕様を持つことからも「かなりな仲良しさん同士」であることが推測できます。
とりあえずはナンバープレート外し
こちらが事故直後の画像(動画からのキャプチャ)ですが、事故を起こした2人は身元を特定されないようにと考えたのか、まずはナンバープレートを取り外しています(日本だとリアのナンバープレートは簡単に外れないので、ナンバー隠し用にガムテープなどを持ち歩いたほうがいいのかも)。※ちゃんと警察を呼んで事後処理を行っているので、事故を隠蔽しようという意図でナンバープレートを外したわけではなさそうだ
ただ、もともとランボルギーニ・アヴェンタドールSの個体数が少ないこと、そしてカスタム内容が特徴的であることから簡単に個人を特定されてしまったようですね。
その後はオーナーが消火器を使用して消火を行っていますが(火が出ているようには見えないが、煙は出ている模様)、そのオーナーはTシャツにショートパンツ/サンダルという出で立ちで、けっこう若そうに見えますね。
おそらく自走できるようには思えるものの、「念のため」ということなのか、それぞれのオーナーはその場からクルマを動かさず、警察を呼んで処理を行ったのち、積車にて運ばれてゆく様子も動画に収められています。
なお、スーパーカーどうしてつるんで走っているとついつい気持ちが昂ってしまい、いつもより速度を出してしまうことも多く、さらに後続車は「先行車についてゆこうと」して車間距離を詰めがちとなってしまい、そのため先行車が急停止すればこういった事故につながることが多いようです。
イベントに慣れた人たちの集まりであれば問題はありませんが、経験が少ない人であれば走行中、またイベント終了後に「ついついアクセルを踏んでしまう」ケースも多々見られ、くれぐれも注意したいところではありますね。
シンガポールではクルマに高い税金がかけられている
参考までに、シンガポールは自動車にそうとうに高い税金がかけられていて、車種や排気量によっても異なるそうですが、関税が20%程度、ほかにも物品税、道路税などがかかり、さらには車両価格の倍ほどの登録料金が必要となるため、おおよそ「日本の車両購入価格の2.2〜2.5倍くらい」が現地での購入価格になる模様。
そう考えるとアヴェンタドールは現地では「1億円くらい」ということになり、とんでもなく高い乗り物ということに。
ただ、修理費用については、人件費がさほど高くないということを考えるに「日本よりは安い」可能が高く、1億円を支払い、なおかつこれだけのカスタムを行う人にとっては「そんなに痛くない」のかもしれません。