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【動画】これはびっくり!テスラ・モデル3のリヤバンパーが走行中、勝手に外れる。しかも同様の問題が複数ネット上で報告されているようだ

2020/07/15

| おそらくリアバンパー内に風が入って凧のように膨らみ、耐えきれずに外れている? |

さて、何かと品質が話題となるテスラ・モデル3。

今回は「走行中にリアバンパーが外れた」という件ですが、同じ症状が最初に確認されたのは2018年。

そしてその時テスラは「状況を調査して対処し、ユーザーに対しては満足してもらえる対応をする」とコメントしたものの、その後にも同様の案件が数件発生しており、そして直近でも発生してしまったということになりますね。

突然バンパーが外れたら何が起きたのか把握できない

なお、実際に今回の事件が発生したのは2019年だそうですが、この動画の主は「諸々の事情が落ち着いたので、今アップすることにした」と述べています。

問題が起きた車は2019年3月に購入したテスラ・モデル3スタンダードレンジ・プラスで、その時の走行距離は約14,000マイル。

オーナーによれば、「雨の中を走行しており、右折するために速度を落とした時に突然大きな音がしてバンパーが外れた」とのこと。

もちろんその時は何が起きたのかはわからず、一瞬追突されたのかと思ったそうですが、最寄りのパーキングスペースにクルマを止めて後部を確認したところ、そこで「リヤバンパーが外れている」ということをはじめて確認したようですね。

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そこでオーナーは車載カメラを確認することにし、そこで映っていたのがこの映像。

リアバンパーが思いっきり外れていますね。

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ただ、車体右側とバンパーとが固定されたままなのでバンパーは飛んでゆかず、走行風でバタバタとバンパーがはためいている状態です(飛んでいって後続車にヒットしたり事故を起こさなかったのが幸い)。

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テスラは当初「保証の対象外」とつっぱねる

そしてオーナーはテスラ・ロードアシスタンスを呼ぶものの待てど暮らせど連絡はなく、そしてこちらから連絡すると「今回の件は保証の対象外」と言われたそうですが、その後に彼の父親が弁護士とともにテスラにメールを送ったところ、テスラは態度を一変させ「この状況は他でも確認できているので保証の対象」として無償にて修理が行われるようになった、と述べています。

なんともすっきりしない結果ではあるものの、オーナーは「テスラのクルマ、そして会社を愛している」として、ひとまずこの対応には満足しているようですね。

なお、モデル3は発売時から様々な問題が指摘され、パネルのチリや塗装など様々なトラブルがあった模様。

価格が3倍近いモデルSやモデルXではさほど問題が報じられていないので、モデル3の様々な問題については「コストダウン」が原因だと考えて良さそう。

実際のところ、モデル3発売直前に株価が急騰した際、イーロン・マスクCEOは「モデル3の品質について、モデルS同様だと期待しないで欲しい」と市場の過剰な期待を諌めるような発言をしているので、やはりモデル3は「モデルSやモデルXとは違う」のでしょうね。

https://www.youtube.com/watch?v=0GRO-sNuquM&feature=emb_logo

こちらはまた別のモデル3で「バンパーが外れた」案件。

こちらはまた別のモデル3。

バンパーの構造をみると、結構下というかボディ裏面までカバーする構造を持っていて、かなり表面積が広い模様。

そしておそらくですが、走行中にバンパー内側に空気が入る状況が発生しやすく、これが「凧」のように風を受けてしまい、一定のところでこらえきれずにバカっと外れてしまうのだとも推測できます。

そう考えると、それだけ「風の抵抗を受けている」ということにもなり、この問題を解決せねば、モデル3はそれだけバッテリーを(空気抵抗で)浪費しているということにもなりそうですね。

ただ、モデル3にいては全ての個体に問題があるわけではなく、個体差がかなり大きいとも報じられていて、どれだけの個体が同様の問題を持っているのかは「神のみぞ知る」なのかもしれません。

参照:Rahul Nowlakha, rhenart, Logan Jamal

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