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まさかのピンク!ミニが「コーラルレッド」を身にまとう限定モデルを発売。クラシックミニ世代の”1100スペシャル”へのオマージュ

2020/07/19

| BMWへと移行したのち、ミニ3ドア/5ドアがピンクのボディカラーを採用したことはおそらく無い |

さて、北米市場では様々なミニの限定モデルが投入されていますが、今回はかなり珍しい「専用ボディカラーを持つ」という”コーラルレッドエディション”。

文字通り「コーラル(珊瑚)」をモチーフとしていて、そのボディカラーはなんとピンク。

ミニは日本市場向けに「桜」をモチーフとした特別仕様車を投入したことがあるものの、それはミラーキャップやストライプなど「後付け」できる部分のカラーがピンクであったと記憶しており、よって「専用」のみならず「ピンク」のボディカラー設定自体が限定車としては類を見ないと思います。

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ピンクにブラックのアクセント

このミニ「コーラルレッドエディション」は3ドア(33,275ドル)、5ドア(34,520ドル)両方に設定され、限定台数は300台のみ。

ボディカラーは「コーラルレッドメタリック」で、クラブマンに設定される「インディアン・サマー・メタリック」に近いようにも。

ルーフはブラック、そしてヘッドライト/テールランプベゼルはブラック、エンブレムやグリルフレーム、ドアハンドル等がグロスブラック仕上げとなるほか、ボディサイドにはブラックのストライプが装着済み。

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なお、北米のミニにてプロダクト&コンシューマー部門を管理するパトリック・マッケンナ氏によれば、このミニ・コーラルレッドエディションは(クラシックミニの)ミニ1100スペシャルをイメージしている、とのこと。

このミニ1100スペシャルは当時メタリックローズを身にまとい、ブラックのグリルやサイドストライプを持っていたとのことで、まさに今回のミニ・コーラルレッドエディションは「ミニ1100スペシャルへのオマージュ」ということになりそうですね。

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ガソリンエンジン搭載のミニは現行限り?

なお、現在なかなか定まらないのがミニの方向性。

基本的には「エレクトリック」「都市型コミューター」路線で進むように思えるものの、おそらくは技術的な問題もしくはバッテリー密度の進化停滞によって思うようなクルマが作れないと見え、ひとまずは現行モデルを延命し、その間に次世代ミニを開発するという報道もなされていますね。

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ただ、遅かれ早かれ次世代ミニは中国生産となるのは間違いないと思われ、「もうガソリンエンジン搭載がないのなら」「中国生産になるのなら」現行モデルを購入しておこうかと考えることも。

実際とのところミニがどういった路線を歩むのかどうかはわからず、しかし現在のBMWの路線を見るに、コストダウンが重視されるのは間違いなく、続報を待ちたいところです。

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