| ちょっとやそっとの賄賂ではここまでのクルマを揃えることはできないだろう |
さて、メキシコシティの警察所長が汚職の疑いにて逮捕状を出され、家宅捜査を行ったところ、41台のクラシックカー、3台のジェットスキー、そのほか絵画がたんまり出てきた、とのこと。
なお、この他にも3500万円ほどの不動産を不正に取得した疑いが持たれていると報じられています。
たしかに映画では警察に賄賂を渡しているが
この男、名をレイムンド・コリンズといいますが、前職はメキシコシティの住宅公団(のような組織)のトップを務め、その際にも基金を着服して不動産を購入したほか、2018年には警察署長に就任し、そこでも不正をはたらいていた模様。
映画を見ると、メキシコやタイの警察によく賄賂を渡したりしているものの、「本当にこういった事件があるんだな」とちょっとびっくり。
ほんの短い期間でも相当なお金を得た模様
ちなみに、警察署長に就いていたのは半年ほどだったそうで、しかしその短い期間であってもこれだけのクルマを揃えているため、相当な額の賄賂をもらってたのだと思われます(メキシコだけに麻薬カルテルから、とか)。
なお、メキシコの平均年収はおおよそ180万円くらいだと伝えられており、こういったクルマは現地だと「悪いことでもしないと買えない」レベルなのかもしれませんね。
購入したクルマはクラシックカーばかり
そして今回見つかった41台はすべてクラシックカーばかりで、フォード・マスタング、C3コルベット、1959年製キャデラック・エルドラド、1951年製リンカーン・コスモポリタン、1927年製T型フォードやランドローバー・ディフェンダーなど。
なお、これらを日常的に乗っていたとは考えにくく、よってまだ判明していない場所に、普段乗るクルマや現代のクルマが収められているのかもしれません。
現在犯人はアメリカに潜伏中
なお、このレイムンド・コリンズはすでにアメリカに逃げていますが、メキシコ警察は国際手配の手続きを行っており、逮捕されることになれば、27ヶ月の懲役刑となる可能性があるようですね(けっこう短いな!)。
動画はこちら
あわせて読みたい、関連投稿
-
情報求む!ユーチューバーがサダム・フセインの息子が所有していたフェラーリF40を捜索中。一時期は1000台を超えるコレクションだったらしい
| 二度の火災を逃れて生き延びた説が有力 | https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/49815135846/in/dateposted-public/ ...
続きを見る
-
赤道ギニアの汚職副大統領から押収されたスーパーカー25台が競売へ。予想の15億円を超えて29億円で落札され、収益金は貧困層の救済へ
| スーパーカーたちはその姿を変えて人々を救うことに | ロイターによると、先日赤道ギニアの副大統領から押収された25台のハイパーカー/スーパーカーが競売にかけられ、総額約2700万スイスフラン(邦貨 ...
続きを見る