この発想もなかった！ジープ・ラングラーを「バン」へとバーチャルカスタムしてオーバーランダーへ

｜　実際にどこかのショップがコンバージョンキットを発売することを期待　｜

さて、少し前に「ランドローバー・ディフェンダー」のバン風カスタム（レンダリング）が登場して話題となりましたが、今回はジープ・ラングラーのバン風CGが登場しています。

なお、こういった「バン」が走行する国や地域は一部に限られているようで、その理由としては「法規（人をはねた場合や、事故の際の乗員の安全性など）」「必要性（国土が限られているとスペース効率を最大化する必要がある）」といったところなのかもしれません。

実際に発売されれば人気を呼びそうではあるが

そして今回公開された「ジープ・ラングラーのバン」。

CGを見るとなかなかに魅力的であるように思えますが、主戦場となるであろうアメリカではバン市場が無いように見られること（法規の問題なのか、人気の問題なのかはわからない）、そして中国市場ではバン＝商用車のイメージが強すぎて一般には売れないことから、現実に発売を望むのは難しそうです。

よってこの「ラングラーのバン」を見ることができるのはレンダリングの世界だけということになりますが、作者もそれを十分に理解しており、製作においても”楽しみながら”行ったであろうことがわかります。

そしてこちらはおそらく「標準仕様」。

それでもウインチやオフロード用タイヤ、追加ランプにルーフラックといったハードな装備が見られます。

一方こちらは「カスタム版」。

ドアが（ラングラーの純正オプションでもおなじみの）パイプへと置き換えられていますが、「VAN」と文字があるところが面白いですね。

ちなみに製作者によると、この車両の名は「VAN＋Wrangler」＝Vangler（バングラー）。

リアセクションについては大きな変更が見られないようです。

雰囲気的には「カーン・デザイン」のカスタム車両に近いようにも思います。

どうやって乗るの？

そこでちょっと疑問なのが、運転席と助手席には「どうやって乗り込むのか」。

フロントシートにアクセスするためのドアはないように見えるので、二列目用と思われるドアを開け、そこからフロントに「ウォークイン」することになりそうですね（だしこの作品は”仮想世界”のものなので、細かいことを気にするのはナンセンス）。

いずれにせよ、オーバーランダーとしては魅力的なクルマであり、実際にカスタムにチャレンジするショップが登場するのを待ちたいところです（ラングラーをバンにするより、既存のバンにラングラーの顔面をスワップしたほうが早そうだ）。

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なお、ハイエースくらいのサイズを持つバンを「オフロード風に」カスタムする例は少ないように思いますが、「エブリィ」だとけっこう自由にカスタムして”遊ぶ”ケースも多いようです。

参照: samircustoms