
| このカメラカーを操作するには5人が必要 |
この記事のもくじ
さて、様々なクルマを紹介してくれるユーチューバー、ダグ・デムーロ氏。
これまでにも数々のスーパーカー、またワイルド・スピードに登場したスーキーのS2000などのレビュー動画を公開しているものの、今回はちょっと変わった「ポルシェ・カイエンのカメラカー」について触れています。
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カメラカーの外装は反射を抑えるためにマットブラック
このポルシェ・カイエン”カメラカー”の外装はマットブラック。
これは撮影時に他のクルマやガラスなどに写り込まないように反射を抑えるためですが、もともと樹脂製のブラックだった部分までマットブラックにペイント済み。

ホイールはもちろん、サイドマーカーやヘッドライトまでもブラック。

なお、ナンバープレートが装着されていることでもわかるとおり公道の走行が可能な車ですが、公道を走る際にはヘッドライトとテールランプのカバーを外すことができる、とのこと。

エンブレムまでもブラック。
いったんこれらを取り外してマットブラックにペイントもしくはラッピングしているものと思われますが、わざわざエンブレム類をマットブラックにペイントして再装着しているところにこだわりが感じられますね。

クレーンを伸ばすとこんな感じ。

なお、ポルシェ・カイエンはカメラカーとして採用されることが多く、それは「車体の頑丈さ」「足回りの頑強さ」「ハイスピードでのカーチェイスにも付いて行ける運動性能」「どんな環境でも安定して走ることができる信頼性」が評価されているためなのだそう。

こんな角度からも撮影可能。

なお、こういったカメラの重量は数百キロあると言われ、それだけに取付部も頑丈極まりないという感じですね。

カメラカー操作のためには5名が乗車
そしてこのカメラカーの操作のためには5名の乗車が必要だとされていますが、まずこちらはフロントシート。
ドライバーは運転のみに集中することになり、そして助手席の人は後席(右)の人とともにカメラのオペレーションを行います。

助手席前にはカメラの捉える映像が映し出されることに。

リアシート側にもモニター設置。
運転席の後ろに座るのは「クライアント」なのだそう。

リアシート右側の人もここからカメラの角度やズームのほか・・・。

カメラの設定変更等を行います。

そしてトランクに収まる人は「フォーカスオペレーター」で、つまり焦点をコントロールする人と言うことになりますね。

ポルシェ・カイエン「カメラカー」を紹介する動画はこちら
ほかにはこんなカメラカーも
なお、ポルシェ・カイエン以外に(オンロード限定で)よく利用されるカメラカーは日産R35 GT-R。
ある程度の重量があり、かつ4WDという安定性を重視したのだと思われますが、ミッション・インポッシブル最新作の撮影においてもGT-Rのカメラカーが使用されている様子が収められています。
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参照:Doug DeMuro