| いったいワイルド・ スピード/ジェットブレイクの撮影にいくらかかったのかは想像もできない |
さて、アメリカではワイスピ最新作「ワイルド・ スピード/ジェットブレイク」が6月25日に公開される予定ですが、そこで相次いでいるのがティーザー動画の公開。
そして今回はティーザー動画というよりも「撮影風景」を収めた動画が公開されており、その中では主にカースタントに焦点が当てられています。
ここでその内容を見てみましょう。
やはりワイルド・スピードでは破壊の限りを尽くしていた
ワイルド・スピードはもともと違法ストリートレースの映画であり、「なんらかのトラブルが発生したとしても、ストリートレースで決着をつけ、負けた方は文句を言わない」的な展開だったものの、いつの間にか暴力と爆発、銃の映画になってしまったわけですね。
もちろん「ストリートレースだけではネタが続かない」ので仕方ない展開だとは思いますが、とにかく今や007シリーズを越えそうなほどの勢いで世界中で破壊を続けており、あちこちで産業廃棄物を量産しているということになりそうです。
ただし撮影にあたっては、キューバやそのほか「経済的に豊かではない」地を選ぶことが多く、もちろん撮影コストの問題もあるものの、その土地にたくさんのお金を落としているのもまた事実であり、地域への貢献も大きいシリーズでもありますね。
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トヨタ86の「あのシーン」はこうやって撮影されていた
そして今回公開されたのが、トヨタ86がトラックに吸い込まれてゆく「あのシーン」のメイキング映像。
この、劇中ではわずか数十秒だと思われるシーンの撮影準備に8ヶ月、実際の撮影には4日もがかけられたといいますが、「横になって滑ってゆく」シーンはこんな感じで「レールの上を滑っていた」ようですね。
そしてさらに滑って・・・
トラックの側面に当たり・・・。
ズッポンとトラックの荷台へと吸い込まれることに。
もちろん周りはセットとなっていますが、こうやって撮影された風景が「あのシーンに」なるというのは驚きです。
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そのほかはこんなシーンも
そのほか、今回の動画ではカースタントに特化した映像が収められており、今までになかった「公式っぽいレース」シーンも(それでも派手にクルマが吹っ飛んでゆく)。
ワイスピ最新作ではジェット機が登場したり、宇宙にまで行くという話ですが、地上での一つの見せ場はこの「トレーラー」だと思われます。
とにかく破壊の限りを尽くしていますが、おそらくは「磁石」を作動させているという設定なのでしょうね。
こちらは「ジャンプ台」を使用してのスタント。
今回の動画では様々なスタントに加え、その撮影方法も垣間見ることができ、なかなかに面白い仕上がりとなっています。
こちらはスタントカーの内部。
ガッチリとロールケージが組まれていますね。
「ワイルド・ スピード/ジェットブレイク」撮影とカースタントをまとめたティーザー動画はこちら
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