| 木からであってもここまで精巧なモデルカーを作ることができるとは |
これからも様々な木製モデルカーを作るところを見せてくれそうだ
さて、先日はとんでもなく質の高い木製の自作ランドローバー・ディフェンダーを自身のYoutubeチャンネルにて披露して話題となった「ウッドワーキングアート」。
ウッドワーキングアートは数年前より動物を中心に木彫りを作品を公開していましたが、1年ほど前にブガッティ・シロンの木彫りを公開し、さらにここ数ヶ月で自動車関連作品を多数公開することで大きく露出が向上しています。
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【動画】まさに超絶技巧!外観だけではなく内装、可動式サスペンションまでもがウッドで作られたランドローバー・ディフェンダーが登場
| 想像していたよりもはるかに素晴らしい出来栄えを持っていた | さて、ここ最近話題のユーチューバー、「Woodworking Art」。なんでもウッドにて作ってしまい、しかもその精巧さが驚愕のレベル ...
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その技術は作品の都度向上
なお、作品を公開するごとにその精度含む品質が向上しており、最新作であるランボルギーニ・アヴェンタドールSではこれまでの中では最高傑作となっている模様。
今回製作されたアヴェンタドールSはそのスケール1/13となり、トランクルームやエンジンルームも再現されるというこだわりようですが、その制作の過程を見てみましょう。
木彫りのランボルギーニ・アヴェンタドールSはこうやって作られる
そこでまずウッドワーキングアートが用意するのはアヴェンタドールSのイラスト。
その後には電ノコでアヴェンタドールSの外形をマーキング。
その後は木製のブロックからアヴェンタドールSを削り出し、室内やタイヤハウスをくり抜きます。
徐々にその形をアヴェンタドールSらしく成形してゆきます。
その後は各部を成形。
フロントだとダクトなどのディティールもちゃんと削り込むことに。
リアグリルも実車同様に彫ってゆき、なんとパーキングセンサーまでも。
リアディフューザーも削り出してゆきます。
テールランプやエキゾーストパイプも細部まで作り込み。
フロントウインドウやフロントフード部分には段差を作ってゆきます。
その後は別の木材にて切り出したウインドウをはめ込むことに。
エンジンルーム内もかなり立体的に作り込まれていますね。
リアフードも実車同様に。
その出来栄えはまさに驚愕
こちらはタイヤとホイールですが、とても木から削り出したとは思えないほどの出来栄えです。
簡単ながらもサスペンションも装着され、ホイール内にはベアリングが仕込まれています。
ステアリングホイールを切ることができるよう、タイロッドも取り付けられるようですね。
その後はボディとシャシーとをドッキング。
トランクルーム内も実車同様に構造が再現されています。
ヘッドライト、エンブレムも別パーツにて構成されることに。
さらにはドアミラーを取り付け・・・。
内装も外装同様に仕上げられ、シートもやはり実車同様ですね。
完成するとこう。
もちろんシザースドアは開閉可能。
そのほか、フロントフードにリアフードも開閉式です。
ヘッドライトやテールランプ、ブレーキキャリパー等にはペイントが施されているようですね。