| 世界限定900台、稀少なランボルギーニ・アヴェンタドールSVJをここまでやってしまうとは・・・ |
外装だけではなく内装も直接ペイントを行い、こちらももう「戻せない」
さて、サウジアラビア人アーティスト、アブドゥラ・カンディール氏が日中の路上にて自身のランボルギーニ・アヴェンタドールSVJにペイントを行うというパフォーマンスを披露して話題に。
しかも場所はモナコでもっともリッチな人が集まるというオテル・ド・パリ(5つ星)、そして駐車したのはその真ん前という大胆さです。
実車にペイントを施すという大胆さ
なお、アブドゥラ・カンディール氏が行っているのはラッピングではなく「ペイント」。
しかも見る限りでは、車体にまず透明のフィルムを貼り、その上からペイントし「元に戻せるように」というものではなく、どうやら車体に直接塗っているようです。
見たところ、ウインドウやモール、そのほか細かいところにまで塗料を塗り込んでいます。
その場で考えながら・・・
インスピレーションに従いペタペタ。
観光客も集まってきており、観光客に手伝ってもらう場面もあったようですね。
仮にこれがアクリル系ペイントであれば後にペリっと剥がすことも可能ですが、ここまでの面積をここまで細かく、しかも隙間にまで塗ってしまうとそれも困難であり、おそらくはもうもとに戻すことは難しそう。
そしてこちらは内装。
なんとアルカンターラの上にもペイントされており、こちらはもう絶対にもとに戻せないという状態です。
その後はクルマに乗り込み・・・。
さっそうと走り去ってパフォーマンス終了。
おそらくはもう「全損」に近いレベル
なお、ここまでボディ表面を塗ってしまうともう後戻りはできず、ボディパネルもすべて入れ替えることになるうえ、内装も全部張り替える必要があるかと思われるので、もとに戻すにしても「全損」に近いくらいのコストがかかるのかも。
ただしランニングギアは全く問題はないと思われ、それが唯一の救いではありますが、わずか900台のみ限定のアヴェンタドールSVJの一台が「こうなって」しまったことには賛否両論あるのかも。
アブドゥラ・カンディール氏のインスタグラムを見ると、このランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのほかにもポルシェにペイントを施しているようで、もしかすると他にも数台製作しているのかもしれません。
フォロワーは4万人程度なので、それなりに知名度のあるアーティストなのでしょうね。
なお、内外装にペイントを施したアヴェンタドールというと、「アヴェンタドールS ドレスド バイ ヨウジヤマモト」を思い出します。
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