レクサスがRC Fを北米にてマイナーチェンジ！2022年モデルに加え「RC F 富士スピードウェイエディション」を50台のみ限定販売すると発表

｜　レクサスRC F 富士スピードウェイ・エディションは昨年より10台少ない50台　｜

変更の内容は「ほぼ」無いと考えて良さそう

さて、レクサスが北米市場向けにRC Fの2022年モデルを発表するとともに、前年モデルからマイナーチェンジを施した限定車「RC Fuji Speedway Edition」を発表。

RC F 富士スピードウェイ・エディションは、レクサスのホームでもある同サーキットにちなんで名付けられ、（2021年の60台に比べて10台少ない）50台の限定車として設定されています。

カーボンファイバー製のボンネット、ルーフ、リアスポイラーを組み合わせ、セミマットなボディカラー「エレクトリックサージ」が専用に用意される、とアナウンスされています。

なお、今回公開されたオフィシャルフォトは「雨の中を激走するレクサスRC F」を捉えていますが、どうやらこれは合成写真のようで、というのも「雨の中を走行しているのに、水滴が進行方向に流れず、下に落ちているから」。

以前にもレクサスは同様の合成写真を公開しているものの、そのあたりはさほどこだわらないのかもしれません（ぼくも”気づいただけ”で、気にはしていない）。※穿った見方をすれば、オフィシャルフォトの解像度が低いのは、それを悟られたくないせいかもしれない

2022年モデルのレクサスRC Fはこう変わった

そして2022年モデルのRC F全車には、新しいデザインを持つ19インチホイール、そしてミシュラン・パイロット・スポーツ4S（フロント255/35ZR19、リア275/35ZR19）が装着され、しかしその他についてはとくにアナウンスされておらず、変更点は非常に小さい範囲に留まるようですね。

搭載されるエンジンは最高出力472ps（352kW / 479PS）、最大トルク535Nm（395lb-ft）を発生する自然吸気の5.0リッターV8。

リミテッド・スリップ・ディファレンシャルを備えた8速オートマチック・ギアボックスを介して後輪にパワーを伝達し、F専用チューニングを施したアダプティブ・バリアブル・サスペンション、ブレンボ製ブレーキ、シフトダウン時に回転数を調整するスポーツ・ダイレクト・シフト・トランスミッションなどを標準装備しています。

インテリアではカーボンファイバートリム、レザートリムのシートヒーターとベンチレーション付きフロントシート、ヒーター付きステアリングホイール、パーキングアシストシステムが採用されている、とのこと。

オプションの「カーボンパッケージ」ではいくつかのビジュアルアップグレードが行われ、ルーフ、リアバンパー、フロントスポイラー、フィンロッカー、ドアロアモールディング、リトラクタブルウイングがカーボンファイバー製となり、19インチホイールはマットブラック仕上げへと変更されます。

レクサスRC F 富士スピードウェイ・エディションはこういった装備を持っている

フジスピードウェイ・エディションにはブレンボ製のカーボン・セラミック・ブレーキや、軽量化のためのチタン製のエキゾーストが装備され、これにより、0-60mph（0-97km/h）加速は通常のRC Fの4.2秒を上回る3.96秒、最高速度は168mph（270km/h）を達成。

インテリアに目を移すと、ブラック＆ブルーのアルカンターラを使用したスポーツシート、ブルー仕上げのカーボンファイバーを用いたパネル類、アルカンターラを使用したステアリングホイール、シフトノブ、さらにFブランドのスカッフプレート、シリアルバッジなどが採用されています。

加えてAndroid AutoとAmazon Alexaに対応した10.3インチのインフォテイメントスクリーンを標準装備し、さらにオプションで17スピーカー、835Wのマークレビンソンプレミアムサラウンドサウンドオーディオシステムを用意するほか、ドライバーがスマートウォッチを使ってリモートでエンジンを始動できるようになった、とのこと（一度やってみたい）。

2022年モデルのLexus RC Fは、9月下旬に各レクサスディーラーへと配備され、今のところ価格についてはアナウンスがないものの、「昨年の水準に近い」ものになるんじゃないかと見られているようですね。

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参照：LEXUS