【動画】イヤホンかヘッドホン推奨！ランボルギーニ・アヴェンタドールSVが触媒レス、カプリスト製エキゾーストを装着してレッドゾーンまでブン回す

｜　パワーチェックではなんと790馬力を記録　｜

アヴェンタドールSVの公称値は750馬力なので相当に触媒に「食われている」ようだ

さて、ありそうでなかったランボルギーニ・アヴェンタドールSVのパワーチェック動画が登場。

アヴェンタドールSVは2015年のジュネーブ・モーターショーにて発表されたハードコアモデルで、ベースモデルのアヴェンタドール（700馬力）から一気に50馬力も出力が向上し750馬力を達成したうえ、カーボンファイバーなど軽量素材の使用によって50キロの軽量化を達成しています。

そしてSV（スーパーヴェローチェ。イタリア語で超速い、の意味）の名の通り0−100km/h加速はわずか2.8秒、最高速度350km/hというパフォーマンスを誇り、ニュルブルクリンクをポルシェ918スパイダーに次ぐ「7分以下」で走った市販車となったことでも有名です。

エキゾーストシステムは「カプリスト」

なお、このアヴェンタドールSVはリア周りがごっそり外されており、その理由は「ちょうどカプリスト製エキゾーストシステムに交換したところだから」。

さらには触媒を抜き取っており、つまりは直管ということになるため、そのサウンドには期待がかかります。

そしてアヴェンタドールSVをシャシーダイナモに載せ・・・。

パワーチェックスタート！

最初はエンジンや各ギアを暖めるためなのか、4000回転あたりでシフトアップとシフトダウンを繰り返しますが、シフトチェンジのタイミングで青い炎を吐き出しており、そのサウンドだけではなく視覚的にも楽しませてくれます。

そして最終的には各ギアでレッドゾーンまでエンジンを回し、最高出力790馬力をマーク。

この6.5リッターV12エンジンの公称値は750馬力であり、4WDということを考慮するとシャシーダイナモ上では650馬力も出ていればいいほうだということになりますが、触媒を外してエキゾーストシステムを入れ替えただけで790馬力も出ていることには驚かされ、つまりはそれだけ触媒にパワーを食われているということになりそうです。※公称値の出力はエンジン単体で計測したもので、それを車体に取り付けて計測すると、4WDの場合は15％〜20％ほどの損失があると言われている

環境規制を達成するためには大幅なパワーダウンを余儀なくされるとは聞きますが、触媒によってこれだけのパワーを失っていることは驚きでもあり、そしてやがて導入される新しい騒音規制によって魅力的なサウンドまでをも失う可能性があるわけですね。

そう考えるとやはり現在販売されているスポーツカー、スーパーカーあたりが「なんとかパワーを絞り出し、サウンドも楽しめる」最後のガソリンエンジン世代ということになるのかもしれません。

ちなみにこのカプリスト製エキゾーストシステムは「レーシングカーのような甲高い音を出す」ことで知られており、そのウワサに違わず、しびれるような高音を聞かせてくれます。

ランボルギーニ・アヴェンタドールSVがパワーチェックを行う動画はこちら

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参照：NM2255 Car HD Videos