| とにかくモナコにはスーパーカーやハイパーカーがたくさん走っているようだ |
このグリーンは「イタリア国旗のグリーン」らしい
さて、ジャミロクワイのフロントマン、ジェイ・ケイの乗っていたラ・フェラーリがモナコにて目撃。
このラフェラーリはただ一台「シグナルグリーン」にペイントされた個体だといい、イエローのラフェラーリとともに走行しています。
ジェイ・ケイは熱烈なカーマニアであり、とくにフェラーリを愛することでも知られ、ジャミロクワイのアルバムジャケットにもフェラーリとのコラボレーションによるロゴを使用したことも有名ですね。
世界で最も有名なラフェラーリであるのは間違いない
なお、ジェイ・ケイは2014年にこのラ・フェラーリを新車で購入しており、その際にこの色を選んだ理由として「フェラーリというとレッドばかりで、だから自分はフェラーリらしくないボディカラーを選びたかった」と語っています。
ルーフはブラック、ホイールはシルバー、ブレーキキャリパーはイエローという組み合わせを持ち、インテリアはブラックにグリーンのハイライト。
その後ジェイ・ケイは2019年にこのラ・フェラーリを売りに出していますが、ナンバープレートからすると新しいオーナーは英国在住だと見え、そして「2MB」という文字のシンプルさから見て、このナンバープレートを購入できるだけの資金を持つ人ということになりますね(欧州含む多くの国や地域ではナンバープレートの売買がなされており、シンプルな文字列は人気があって高値がつくことが多い)。
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ラ・フェラーリはフェラーリ初のハイブリッドハイパーカーということになりますが、V12自然吸気エンジンにE1由来のHY-KERSを組み合わせ、トータルでの出力は950馬力、最大トルク664lb-ftを発揮。
このエンジンには、7速デュアルクラッチトランスミッションが組み合わされ、0-100km/h加速は2.4秒、最高速度は350km/hを超えるというスペックを誇ります。
なお、フェラーリは「エレクトリックモーターのみで走行することはできない」とコメントしていたものの、このジェイ・ケイのラ・フェラーリが「エレクトリックモーターのみで」走行して駐車しているところが動画に撮影されて広く拡散されたことから「モーターのみで走行できる」ということが判明することに(フェラーリが”モーターのみで走行できない”としたのは、モーターのみではフェラーリとして誇れるレベルのパフォーマンスを発揮できないからだと後に説明されている)。
そして同時に、このラフェラーリは「世界で最も有名なラ・フェラーリ」となったわけですね。
ちなみにジェイ・ケイは比較的クラシカルなフェラーリを気に入っているようで、このシグナルグリーンのラ・フェラーリを売却したものの、それ以前のスペチアーレは手元に残している、とも報じられています。
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モナコはやっぱりフェラーリだらけ
そして今回、このグリーンのラ・フェラーリとともに走行するのがイエローのラ・フェラーリ。
SF90ストラダーレの姿も。
ポルトフィーノが2台。
非常に珍しい、ブリティッシュ・レーシンググリーンのようなボディカラーを持つローマ。
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GTC4ルッソ。
超希少、488ピスタ「ピロティ・フェラーリ」。
そのほかモナコにはこんなクルマが走っている
そして動画ではその他のスーパーカー、エキゾチックカーも収められていて、こちらはロールスロイス・ファントムにフェラーリFF。
シャークブルーの新型ポルシェ911GT3。
ブルーのマカンにブルーのロータス・エリーゼ。
ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJにランボルギーニ・ウラカン。
シグナルグリーンのラ・フェラーリを収めた動画はこちら
参照:Fipeux