| てっきりボクもF1用のタイヤを装着するとグリップが向上し速く走れるものと考えていたが |
公道走行レベルではどうやってもF1用タイヤの「最適温度」とはならないようだ
さて、「市販車にF1用のタイヤを取り付ければ速く走れるようになるのか?」という実験をしたユーチューバーが登場。
この実験はドリブン・メディアによってなされたもので、ぼくみたいな素人の考えだと「市販車にF1用タイヤを装着すると、グリップが強烈過ぎてサスアームやジョイントが耐えることができないんじゃないか」と思ったりするのですが、実際のところはまったくもってそうではなく、むしろ普通のタイヤを装着した場合よりも遅くなってしまったもよう。
ピレリからF1用タイヤを借り出してケーターハム270Rに装着
まずドリブン・メディアはピレリからF1用のタイヤを借り、そしてF1用のホイールも調達することに。
ただしF1用のホイールを通常のクルマにそのまま装着することはできないので、今回ホイールを装着するためにワンオフにて「4穴ホイール用のハブを、F1用ホイールに採用されるセンターロックへと変換する」アダプターを製作しています。
そしてこのアダプターを車両側に装着し・・・。
ホイールを取り付け。
そして早速ドリブンメディアはテスト走行を開始。
ちょっとスーパーに寄ったりしますが・・・。
一般人のこの冷たい眼差し!
F1用のタイヤは100度の熱を加えた際に最大のグリップを発揮
ちょっと走っただけでもさっぱりグリップしないことがわかったためにドリブンメディアはタイヤに熱を加えるべくタイヤウォーマーを使用することに。
可能な限り熱を加えて走り出しますが・・・。
全くと言っていいほどグリップせずにタイヤは空転するばかり。
これはかなり意外な事実ではあるものの、どうやらF1用のタイヤは表面温度が100度前後となったときに最大のパフォーマンスを発揮するように設計されているそうで、この温度域を外れると通常の行動走行用タイヤよりもずっとグリップが低いのだそう。
よく「タイヤに熱を入れる」とはいいますが、熱が入らないとさっぱりグリップせず、そして公道走行のレベルではまったくタイヤの温度が高くならないようですね。
そしてタイヤに熱が入っていない状態だとまさに「氷の上を走っているよう」にグリップしないとも表現しており、「レース用のタイヤは最初からネッチョリ」していると思っていたぼくにとってはかなり意外な事実です。
さらにケーターハム270Rはパワーステアリング「レス」なので、あまりにタイヤがグリップすればステアリングホイールを(低速で)切るのはかなり骨の折れる仕事なんだろうなとも思ったのですが、実はそんなことはまったくなかったようですね。
ケーターハム270RにF1用のタイヤを装着して走ってみた動画はこちら
合わせて読みたい、タイヤ関連投稿
-
【動画】同じミシュラン・パイロットスポーツ4Sでも「一般向けタイヤ」と「BMW認証タイヤ」はこう違う!ハンドリング、サーキットでのラップタイムにも差があった
| やっぱり「専用」と銘打たれているからには、専用タイヤを装着すべき | 加えてタイヤは常に進化し、そして製造されたタイヤは劣化してゆく さて、スーパーカーはじめハイパフォーマンスカーでよく聞くのが「 ...
続きを見る
-
知ってる?ポルシェには認証タイヤ制度が存在。一体普通のタイヤと一体何が違うの?
| ポルシェの性能を存分に発揮させたいのであれば、認証タイヤを装着すべき | ポルシェがそのオーナー向けの機関紙、クリストフォーラスにおいて、「認証タイヤ」について、そしてその重要性を特集。 意外と知 ...
続きを見る
参照:Driven Media