| ランボルギーニ・ヴェネーノ・ロードスターは転売のたびにその価格を上げている |
たしかにランボルギーニの限定モデルの中では極端に生産台数が少ないクルマでもある
さて、ドバイのVIPモータースにて、ランボルギーニ・ヴェネーノ・ロードスターが販売中。
その価格は8,994,824ユーロ(現在の為替レートにて約12億6700万円)に設定されていますが、この個体はなんどか転売されており、その都度価格を上げています。
なお、このヴェネーノは2020年にRMサザビーズにてオークションへとかけられたものの最低落札価格に達しなかったために落札されず(予想落札価格は450−550万ユーロに達すると見られていたが、それにも達していない)、しかし今回の販売価格はそれよりも大きく跳ね上がった設定です。※ヴェネーノ・ロードスター新車時の価格は330万ユーロ
このランボルギーニ・ヴェネーノは9台中2番めの製造
ランボルギーニ・ヴェネーノはクーペ、ロードスターともにどの個体も固有の仕様を持っていて、クーペ(3台限定)だとボディカラーはいずれもメタリックグレーながらもアクセントカラーはグリーン、ホワイト、レッド(つまりイタリアンカラー)、そしてヴェネーノ・ロードスター(9台限定)だといずれも異なるボディカラーとアクセントカラーを持っています。
このヴェネーノ・ロードスターは、そのバッジが示すように2番目の製造となっていますが、この時代のランボルギーニの限定モデルは「シリアルナンバー」を記したプレートを持っており、その後の「アヴェンタドール50th アニヴェルサリオ」あたりから「1 of XX」といった感じで「シリアルナンバーではなく、限定何台のうちの1台」といった表記に変更されているようですね。
ボディカラーはマットブラック、そしてマット仕上げのカーボンファイバーにグリーンのハイライト。
ランボルギーニは2013年から2014年にかけてヴェネーノ・クーペそしてヴェネーノ・ロードスターを製造していますが、「中身」はアヴェンタドールと多くを共有するものの、搭載される6.5リッターエンジンは740馬力へと(当時のアヴェンタドールから)大きく出力が向上させられており、インテリアの一部、そして外装だとそのほとんどが専用パーツへと置き換えられています。
さらに専用パーツはホイールにも及び、ホイールにはカーボン製のエアロカバーも。
リアにはシャークフィン、そしてそれを貫通するかのようなデザインを持つリアウイング。
フロントも専用パーツにて固められ、このわずか3台+9台のためにここまでの変更を加えているのが「高価な理由」ということになりますね。
この部分だけ見ると、これがとうていクルマの一部だとは思えないようなリヤセクション。
サイドから見ると、そのシャークフィンの大きさが際立って見えます。
このランボルギーニ・ヴェネーノのインテリアはこうなっている
そしてこちらはこのヴェネーノのインテリア。
グリーンレザーで覆われたシートが特徴的ですね。
ダッシュボードやステアリングホイールのグリップ(サイド)はアルカンターラ。
センターコンソールにある、ミサイル発射ボタンを模したイタリアンカラーのスイッチはいずれのヴェネーノにも共通しているようですね。
ステアリングホイールのグリップ上下、センターコンソール、ドアインナーパネルなどにはエクスポーズド(織り目の見える)カーボンファイバーが使用されており、いっそうのエクスクルーシブ感を演出しています。
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参照:James Edition