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フェラーリがHP(ヒューレット・パッカード)と大型契約を締結。これによりチーム名が「スクーデリア・フェラーリHP」へと変更されマシンに「ブルー」が登場

フェラーリがHP(ヒューレット・パッカード)と大型契約を締結。これによりチーム名が「スクーデリア・フェラーリHP」へと変更されマシンに「ブルー」が登場
Ferrari

| フェラーリにとっての「ブルー」の復活はHPとの契約締結とも関係があったのだと思われる |

おそらくは(マルボロまでとはゆかずとも)長期のスポンサー契約になりそうだ

さて、フェラーリはマイアミGP開催に向け「ブルーの復活」をアナウンスしていますが、これはフェラーリが過去にドライバーのレーシングスーツやスタッフのユニフォームに「ブルー」を使用していたため、その伝統を復活させたものだと紹介されています。

ただ、もうひとつフェラーリは重要なニュースをリリースしていて、それは「HP(ヒューレット・パッカード)との提携を行った」というもの。

ちなみにですが、ヒューレット・パッカードはカリフォルニア州拠点のアメリカの会社であり、よってマイアミGP開催に合わせてそのアナウンスを行ったのだと思われますが、このヒューレット・パッカードのカンパニーカラーがブルーであることは注目に値し、よってフェラーリがブルーを(マイアミGPにて)復活させるとアナウンスしたのは単なる偶然ではないのかもしれません。※HPの公式Xのトップ画像がフェラーリ仕様に切り替わっている

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「レッド」の前には「ブルー」だった。フェラーリは1960-1970年代にレーシングドライバーのスーツ、スタッフのユニフォームにブルーを使用していた
「レッド」の前には「ブルー」だった。フェラーリは1960-1970年代にレーシングドライバーのスーツ、スタッフのユニフォームにブルーを使用していたことがある

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この提携によってフェラーリのチーム名が「スクーデリア・フェラーリHP」に

なお、フェラーリは長年フィリップ・モリス(マルボロ)をタイトルスポンサーに迎え、2011年にタバコ関連スポンサーが国際モータースポーツから禁止されたものの、「ミッション・ウィノー」という裏技を使用しつつその関係性を継続していたわけですが、それも様々な批判から2019年に終了してしまい(ここで45年という長きに渡ったフェラーリとマルボロの歴史に終止符が打たれる)、そこからフェラーリはタイトルスポンサーを持たない状態が続いています。

そこへ今回ヒューレット・パッカードという大口スポンサーを迎えることになり、この契約は「複数年」だと説明されていて、さらにはチーム名が(スクーデリア・フェラーリから)スクーデリア・フェラーリHPへと変更されているため、これはかなり大きは変化だ考えていいかもしれません。

もちろんこれによってフェラーリへと多額の資金が流入することになりますが、このお金は2025年シーズンから発生するであろうルイス・ハミルトンに支払うための多額の報酬に充てられることになるものと推測でき、フェラーリはこれによって財政上の大きなメリットを享受できそうです(ただし株価は無反応であった)。

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ヒューレット・パッカード(HP)はどんな働きをするのか?

そこで気になるのが(資金以外による)ヒューレット・パッカードのサポートで、発表によれば同社はスクーデリア・フェラーリに対しコンピューター、プリンター、会議テクノロジー/ソリューションを供給する予定だといい、 この契約はF1アカデミーとEスポーツ プログラムにおけるフェラーリの取り組みにも適用されるのだそう。

この契約がフェラーリとマルボロの45年間にわたるパートナーシップと同じくらい続くかどうかはわからないものの、チーム名を変更したところを見る限り、(両者に問題が生じない限り)かなりの長期にわたるパートナーシップ契約だと考えてよく、フェラーリCEO、ベネデット・ビーニャCEOは今回の契約提携つについて以下のように述べています。

当社の創設者は、進歩への継続的な意志を私たちに伝えてくれました。 このことから、公道とサーキットでの革新への私たちの意欲と、カーボンニュートラルから若い世代の教育に至る持続可能な未来への取り組みが生まれています。HPでも同じ価値観を見出しており、それがHPを我々の理想的なパートナーとした理由です。 私たちはコラボレーションを開始し、新たな機会や課題に一緒に取り組むことを楽しみにしています。

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参照:Ferrari

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