フェラーリ・プロサングエ、ランボルギーニ・ウルス、アストンマーティン DBX707、ポルシェ・カイエン・ターボGTなど「現代最強」SUV8台がドラッグレースを走る【動画】

｜　その勝負の行方よりも「よくここまで集めたな」という驚きのほうが大きく勝る　｜

フェラーリ・プロサングエは自然吸気エンジンながらも軽量性を活かしてターボ勢を支配下に

さて、いつも希少なクルマや最新モデル、他では見られないようなメンバーを揃えてドラッグレースに臨むことで知られる英国carwow。

今回はフェラーリ・プロサングエ、ポルシェ・カイエン・クーペ・ターボ E-Hybrid GTパッケージ、アストンマーティンDBX 707、ランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテ、BMW X6 M、レンジローバー・スポーツSV、メルセデスAMG G63、ランドローバー・ディフェンダーV8という8台のハイパフォーマンスSUVにて加速を競う動画を自身のYoutubeチャンネルへと公開しています。

「SUV」だけにいずれもよく似たパッケージを持っているが

なお、今回の8台はSUVということもあってボディ形状はすべて5ドア、そしてフロントエンジンに全輪駆動という共通点を持っています。

ただしパワーユニットはそれぞれ異なり、フェラーリ・プロサングエはこれら8台の中では唯一の自然吸気V12エンジンを搭載し725馬力 / 716Nmを発生し、トランスミッションは8速AT、車体重量は2,033kg、価格は英国では313,000ポンド（もっとも高価）。

ポルシェ・カイエン・ターボ E-Hybrid GTパッケージは4リッターツインターボV8エンジンと電動モーターが搭載されており、これらを組み合わせると739馬力 / 960Nmを生み出すこととなり、トランスミッションは8速オートマチック、車体重量は2,495kg、価格は165,000ポンドから。

アストンマーティンDBXにも4リッターツインターボV8エンジンが搭載されており、その出力は707馬力 / 900Nm、そしてトランスミッションは9速オートマチック、車体重量は2,245kg、価格は195,000ポンド。

ランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテにもまた4リッターツインターボV8エンジンが搭載されており、この例だと666馬力と850Nmを絞り出し、トランスミッションは8速AT、車体重量は2,150kg、新車価格は209,000ポンドから。

BMW X6 MとレンジローバースポーツSVはどちらも同じ4.4リッターツインターボV8を搭載していますが、X6 Mでは625馬力 / 750Nm、レンジローバースポーツSVは635馬力 / 750Nmといった具合にわずかに差異があり、車体重量はそれぞれ2,445kgと2,560kg、新車価格はX6 Mでは131,000ポンド、レンジローバースポーツSVだと171,000ポンド。

メルセデスAMG G63もやはり4リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、その出力は585馬力 / 850Nm、トランスミッションは9速AT、車体重量は2,550kg、車両価格は172,000ポンドから。

最後はランドローバー・ディフェンダーで、ボンネットの下には5リッターのスーパーチャージドV8エンジンが押し込まれ、出力は 525馬力 / 625Nm（このメンバーでは最も低い）、そして車体重量は約2,600kg （今回のメンバーの仲では最も重い）、しかし価格は最も安価な約12万ポンド。

実際にこの8台のハイパワーSUVがドラッグレースを走ったらこうなった

そして実際にこの8台がドラッグレースを走ってみた結果ですが、トップグループはフェラーリ・プロサングエ（11.7秒）、アストンマーティンDBX 707（11.7秒）、BMW X6 M（11.8秒）に・・・。

ポルシェ・カイエン・クーペ・ターボ E-Hybrid GTパッケージ（11.9秒）、レンジローバー・スポーツSV（11.9秒）といった順。

これに「少し遅れて」ランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテ（12.3秒）、そしてまたちょっと遅れてランドローバー・ディフェンダーV8（13.8秒）、メルセデスAMG G63（14.0秒）が続きます。

意外と「密集」しているという印象でもありますが、SUVでこのゼロヨンタイムを記録するというのは驚き以外の何ものでもなく、「恐ろしい時代になったな・・・」という感じですね。

現代屈指のハイパワーSUV「8台」が加速を競う動画はこちら

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