| パガーニ・ウトピアの価格はおよそ3億円からに設定されているが、いずれの個体も相当額のオプションを追加氏ていることは間違いない |
その出力は864馬力、トランスミッションはMTもしくはオートマチックを選択可能
さて、北米「最初の」パガーニ・ウトピアが納車。
納車先は投資会社「クロス・エクイティーズ」の共同創設者にして億万長者のビジネスマン、ティム・ギリアン氏です。
なお、この息子のゲイジ・ギリアン氏は2020年(17歳当時)にワンオフ仕様のパガーニ・ウアイラ・ロードスターをクラッシュさせてしまったことで一躍有名になり、現在はYouTubeチャンネル「GGEXOTICS」を運営するユーチューバーへと成長しています。
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北米「最初の」パガーニ・ウトピアのアクセントカラーはティファニーブルー
今回ティム・ギリアン氏に納車されたパガーニ・ウトピアのエクステリアはホワイトのペイントにエクスポーズドカーボンファイバーという仕様を持ち、アクセントカラーはティゔファニーブルー。
このティファニーブルーはボディ中央を走るストライプ、ウイングの裏面、ブレーキキャリパーなどに用いられています。
エンジンルーム内の補強バーもティファニーブルー。
ブレーキキャリパーは肉抜きが施されたブレンボの軽量タイプ、ホイールはポリッシュ仕上げ。
このパガーニ・ウトピアのインテリアにも「ティファニーブルー」
そしてこのウトピアのインテリアにもティファニーブルーが用いられており、カーボンファイバーにホワイトのレザー、そしてティファニーブルーはステアリングホイールやドアインナーグリップ、そして内装各部のステッチや刺繍にも用いられています。
ウトピアのインテリアはウアイラにも増してレトロでゴージャス。
各部には金属削り出しパーツが使用され、質感を高めています。
そして興味深いのはメーター含むインストルメントパネルの発光色やアンビエントランプにもティファニーブルーが用いられていること。
パガーニウトピアの動力源は864馬力、1,100Nmを誇るメルセデスAMG製の6.0リッターツインターボV12で、近年の「1,000馬力」を誇るハイパーカーに比較するとやや低い数字ではあるものの、ハイブリッド / ピュアエレクトリックハイパーカーにはない1,280kgという軽量性を持っており、第一級の動力性能を持つことは間違いなさそうです。
なお、トランスミッションには7速マニュアルまたは X-trac製7速オートマチックが用意されており、この車両には後者が搭載されているようですね。
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