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ポルシェがマカンEVにベースグレードの「マカン」、ハイパフォーマンス版の「マカン4S」を追加。あわせてボディカラーやオプションにも新しい選択肢が登場【動画】

ポルシェがマカンEVにベースグレードの「マカン」、ハイパフォーマンス版の「マカン4S」を追加。あわせてボディカラーやオプションにも新しい選択肢が登場【動画】

Image:Porsche

| ポルシェの電動化の勢いはとどまるところを知らない |

今後はカイエン、そして718ケイマン・ボクスターのEVバージョンの投入が控えている

さて、ポルシェがマカン・エレクトリックにベースモデルの「マカン」そしてハイパフォーマンスモデルの「マカン4S」を追加。

これでマカン・エレクトリックのラインアップは(下から)「マカン」「マカン4」「マカン4S」「マカン ターボ」の4つへと倍増したことになりますが、特筆すべきはベースモデルのマカンの駆動方式が2WDであること(ガソリンモデルのマカンには2WDモデルは用意されていない)。

なぜポルシェがエレクトリック世代のマカンに後輪駆動モデルを投入したのかはナゾではあるものの、おそらくは「価格」そして「航続距離」がその理由なのでは、と考えています。

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新型ポルシェ マカン / マカン4Sはこんなクルマ

そこで新型マカン(公式フォトではブルー) / マカン4S(同じくグリーン)を見てみると、まずマカンには総エネルギー含有量100kWhの高電圧バッテリーが搭載され、リアに組み込まれたエレクトリックモーターは340馬力を発生します。

ローンチコントロールを使用すると出力は一時的に360馬力にまで高められますが、これによって0−100km/h加速は5.7秒、最高速は220km/hへ。

加えてこのマカンは(フロントにエレクトリックモーターがないぶん)マカン4よりも110kgも軽いといい、軽量性、そしてフロントに電力を供給しなくてもいいという特性によって一回の満充電あたり航続距離は最大で641kmへ。

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一方のマカン4Sには新型リアモーター、そして強力な600アンペアを誇るSiC(シリコンカーバイド)パルスインバーターが搭載され、マカン4およびターボにも使用されているフロントアクスルモーターと組み合わせることで、システム合計出力は448馬力となり、短時間のパワーオーバーブーストで最大516馬力にまでのパワーアップが可能。

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ローンチコントロールを使用すると最大トルクは820Nmにまで増強され、0から100km/hまでのスプリントはわずか4.1秒、最高速度は240km/hへ。

なお、このパフォーマンスにもかかわらず満充電あたりの航続可能距離は606kmにも達します。

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マカン4Sにはポルシェアクティブサスペンションマネージメント(PASM=電子ダンピングコントロール)が標準装備され、さらにはレベリングシステムと高さ調整機能を備えたアダプティブ エア サスペンション、ポルシェ トルク ベクトリング プラス (PTV Plus)、リア アクスル ステアリング、ポルシェ トラクション マネジメント (ePTM))システムが搭載されており、ポルシェいわく”パフォーマンスと快適性を向上させることが可能となった”。※このePTMは従来の全輪駆動システムよりも約 倍速く前輪と後輪の間で駆動力を分配できる

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マカンそしてマカン4Sとも航続距離を最適化するために優れた空力特性(cw = 0.25)を持ち、プラットフォームはもちろんプレミアムプラットフォームエレクトリック(PPE)と800ボルトアーキテクチャ、そして最大270kWでのDC充電容量が可能となることによって、急速充電ステーションを利用すれば、約21分以内でバッテリーを10%から80%まで充電することが可能です。

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そのほかのトピックだと、新しい外装色「スレートグレーネオ」が今回のマカン / マカン4Sに登場にあわせてすべてのマカン(エレクトリック)で利用できるようになったこと、20インチサイズのマカンSホイールがオプションに追加されたこと。

さらには新しいオフロードデザインパッケージもすべてのモデルで電卓できるようになり、このパッケージオプションを装着するとフロントバンパーの形状が変更されて(モデルによっては)アプローチアングルが最大17.4度まで拡大します(エアサスペンション装着車にてもっとも車高を高くした場合)。

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さらにオフロードデザインパッケージとアダプティブエアサスペンションとを組み合わせることで日常的な使いやすさがさらに向上し、荒れた未舗装道路や特に急な上り坂や下り坂を「以前よりもさらに簡単に」乗り越えることができるようになるといいますが、このオフロードデザインパッケージは2色 (ベスビウス グレーとボディカラー同色)にて提供されるというので、マカンの印象を大きく変えることができるのかもしれません。

カラーの変更がなされるのはフロントバンパーとサイドスカートの一部、ディフューザーパネル、ルーフレールだとされ、これに別途ベスビウス グレーの21インチ ・オフロードデザイン ホイールを組み合わせることも可能です。※ボディ同色を選択した場合、サイドブレードもボディ同色になる

新型ポルシェ マカン / マカン4Sはこんなインテリアを持っている

新型マカン / マカン4Sのインテリアはすでに発表されたマカンS / マカン・ターボと大きな変わりはなく、新しいディスプレイとコントロールシステムにて構成される「ポルシェ ドライバー エクスペリエンス」が最大の特徴。

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これはデジタルとアナログの要素を組み合わせたもので、12.6インチのカーブディスプレイを備えたメータークラスター、10.9インチの助手席ディスプレイ、拡張現実技術(AR)を備えたヘッドアップディスプレイ、コミュニケーションライトを備えたアンビエントライト(12色)が含まれます。

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新型ポルシェ マカン / マカン4Sの公式プロモーション動画はこちら

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参照:Porsche

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