| このV8エンジンは驚異的なサウンドを発生することも間違いない |
ランボルギーニはこのテメラリオを完全なる別次元にまで引き上げたと考えていいだろう
さて、ランボルギーニがウラカン後継モデル(おそらくはテメラリオを名乗ることになると思われる)の最新ティーザー動画を公開。
この動画では「10,000rpmを超えて」回転するエンジンをタコメーターにて示しており、実際には先にアナウンスされた「許容回転数10,000rpm」を超えてもまだエンジンが回転することを意味します。
なお、このガソリンエンン(V8ツインターボ)のみで800馬力を発生することについても言及されていますが、現時点ではハイブリッドシステムの構成(エレクトリックモーターが3つということはわかっている)やトータルでの出力についてはナゾのまま。
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ランボルギーニは「2気筒」シリンダーが減ったペナルティを補って余りあるV8エンジンを開発
今回リリースされたティーザー動画ではまずガヤルドが登場し、そのV10エンジンのレブリミットが「8,000回転」であることが示されています。
なお、ガヤルド発表前には誰もが「V8エンジン搭載」だと考えており、それはかつてランボルギーニはウラッコやジャルパ、シルエットにてV8エンジンを搭載していたから。
しかし発表されてみると驚愕のV10エンジンを搭載しており、そしてそのエンジンは後継モデルであるウラカンにも引き継がれるわけですね。
ティーザー動画ではイエローのウラカン・テクニカが登場しており、そして同じく動画に登場するガヤルドのボディカラーもイエローであることを鑑みるに、テメラリオのイメージカラーにも「イエロー」が採用されることになるのかもしれません。
そして最後に登場するテメラリオのメーターからは「すごい勢いで」エンジン回転数が上昇する様子を伺うことができ、さらには10,000回転でも止まる予兆を見せず、ランボルギーニはキャプションにて「これは一種のクレッシェンドです。ここで止まることはありません・・・準備はいいですか?」と述べており、まだまだこの先があることを予想させます。
なお、この新しいV8エンジンはランボルギーニが独自に開発したもので、つまりはウルスに積まれる(ポルシェやアウディと共通の)V8ではなく、おそらくはル・マン・レーサー、SC63に積まれるエンジンと設計を共有するものと考えられます。
「レーシングカーと同じエンジンを市販車に積む」というのは常識外れではあるものの、ランボルギーニのような少量生産メーカーにとっては、むしろレーシングカーと市販車のエンジンとを一緒に開発してしまったほうが様々なメリットが生じるのかもしれませんね。
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参照:Lamborghini(Instagram)