
Image:Tuthill Porsche
| おそらくこのタットヒル ポルシェ GT Oneの「限定22台」は価格に関係なく完売することとなるだろう |
タットヒル ポルシェ GT Oneがエンジニアリング的に最高のクルマであるのは間違いない
さて、つい先日ポルシェ911GT1風のレストモッド車両がロサンゼルス国際空港に到着したとして大きな騒ぎとなりましたが、その正体は英国のポルシェスペシャリスト、タットヒル(Tuthill Porsche)によるカスタムカーであったことが明かされ、正式に「GT One」としてリリースされることに。
もちろんこのGT Oneはかのポルシェ911 GT1へのオマージュで、生産台数22台にて販売がなされ、出力600馬力以上、車体重量1,200kgということが現時点にてアナウンスされています。
まだまだこのタットヒル・ポルシェ GT Oneについてわかっていることは多くない
今の時点だとタットヒルはこのGT Oneについて多くを語っておらず、よってベース車両についても不明です(911がベースであるのは間違いなく、しかしその世代やグレードは不明である)。
最新世代のポルシェ911をドナーとして使用することも考えられますが、オリジナルの(ポルシェによる)911 GT1は993、996、そしてレーシングカーである962から様々なコンポーネントそしてパーツを移植し完成させたクルマでもあり、タットヒルも同様の手法を採用するのかもしれません。
実際に公開された公式フォトを見るに、(ポルシェ911GT1同様に)車体ミッドにエンジンを積んでおり、さらにはチューブラーフレームの採用など、当時の911 GT1を再現しようという努力も伺うことができ、ここまだ大胆に改造することを考慮すると「最新の911をベースにする必要性が感じられない」ようにも思えます(ちょっともったいない)。
よってもっと安価な前世代の911を使用したり、実際の911 GT3同様に993の前半分を使用したり、あるいは996や986世代のボクスターを使用する可能性もありそうですね。
一方で搭載されるエンジンが「4.0リッター フラット6 」ということはわかっており、これはタットヒルが今まで自社のポルシェ911レストモッドに使用してきた「11,000回転まで回る」高回転型チューンが施されたエンジン、あるいはターボチャージャーにて加給されるという可能性も。
そのほか前後に特注のダブルウィッシュボーン・サスペンション、カーボンセラミックブレーキ、FIAによって承認されたロールケージが装備され、車体は911 GT1同様にカーボンファイバー製、ボディデザインはカリフォルニアを拠点とするフロリアン・フラタウの作品であることも明かされています(同氏は以前、シンガー・ヴィークル・デザインに勤務していた)。
インテリアはエレガントな印象すら受け、これはオリジナルのポルシェ911 GT1の「モータースポーツ用のホモロゲーションモデル」という生い立ちからは想像できないもので、しかしこれはタットヒル流の「再解釈」、そして新しいGT Oneのあり方を示したものなのかもしれません(このタットヒルGT Oneはロードカーである)。
トランスミッションにはデュアル クラッチあるいはマニュアルを選択できるそうですが、価格については現在アナウンスされておらず、しかし「とんでもなく高額」なのは間違いなさそうですね。
We are delighted to partner with @MichelinUSA, and run the GT ONE on the world-renowned Michelin Pilot Sport 4 S tyre; a truly iconic tyre with uncompromised character, just like the GT ONE.#tuthill #GTONE #montereycarweek #michelintires #FLAT #michelintires #asitwasintended pic.twitter.com/7tMLkX9pLN
— Tuthill Porsche (@Tuthill_Porsche) August 16, 2024
タットヒル ポルシェ GT Oneを紹介する動画はこちら
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参照:Tuthill Porsche