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製造わずか7台、「ケーニグセグがはじめてマット仕上げを採用した」希少なアゲーラのうち1台が競売に。近年の「上値が重いハイパーカー競売市場」での動向に注目が集まる

製造わずか7台、「ケーニグセグがはじめてマット仕上げを採用した」希少なアゲーラのうち1台が競売に。近年の「上値が重いハイパーカー競売市場」での動向に注目が集まる

| このケーニグセグ・アゲーラは数々のイベントでも目撃される「有名な」個体でもある |

希少性という点だとケーニグセグは「折り紙付き」

オークションハウス、RMサザビーズが「2025年2月に開催するパリオークションにて、7台のみが製造された希少なケーニグセグ・アゲーラを出品する」と発表。

すでに同オークションではブガッティ・チェントディエチ(製造10台)、パガーニ・ウアイラR(製造30台)といった希少なハイパーカーが競売にかけられることがわかっていますが、それらとあわせて「いくらで落札されるのか」に注目が集まります。

このケーニグセグ・アゲーラはこんな仕様を持っている

そこでこのケーニグセグ・アゲーラを見てみると、2011年に新車にてドイツのオーナーへと販売された個体だとされ、ボディパネル表面はカーボンファイバーの織り目が見えるヴィジブルカーボン仕様、しかも「マット」仕上げ。

なお、この個体ははじめてケーニグセグがマットフィニッシュを採用した車両だとされ、その意味でも大きな歴史的意味を持つものと思われます。

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そのほかだとレッドのストライプにホワイトのアクセント、そして”冷却効果とダウンフォースを向上させる”タービンスタイルのホイールが装着され、さらなるダウンフォース獲得を目指し、F1にインスパイアされた二段式のリアウィングも装備されていることが外観上の識別点。

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なお、興味深いのはインテリアが「張り替えられている」ことで、新車当時はホワイトをベースとしていたものの、現在はブラックレザー / アルカンターラ、そしてレッドステッチというコンビネーションへと改められている、とのこと。

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参考までに、このアゲーラのオーナーは積極的にこのクルマを運転していたようで、ケーニグセグのツーリングイベント「ゴースト・スクアドロン」ツアーにも参加したことが報じられているほか、これまでにも複数のイベントにて目撃されています。

搭載されるエンジンは5.0リットルツインターボV8(947馬力)、トランスミッションは7速デュアルクラッチ、そして0-100km/h加速は2.8秒、最高速度は400km/hというパフォーマンスを誇ります。

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ここ最近では「あまり(オークションで)価格が上がらない」ハイパーカーも報告される中、このアゲーラの落札価格には注目が集まり、この希少なクルマであっても上値が重いようであればハイパーカー市場の縮小が予想され、逆に高値がつくようだと「希少性を担保できれば、まだまだその価値が上昇する余裕がある」という図式が成り立つと考えてよく、動向を見守りたいと思います。

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参照:RM Sotheby’s

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