2016年3月に開催されたジュネーブショーにて、ランボルギーニがウラカンの限定車「AVIO」を発表。
ボディカラーはGrigio Falco(パール)が標準で、ほかにマットカラーとしてVerde Turbine、Grigio Vulcano、Grigio Nibbio、Blu Grifoが選べます。
これらのカラー名は空軍学校の5つの代表的なコースと同じ、とのこと。
ボディカラーは3色に塗り分けられ、ホワイトはフロントスプリッターとフロントバンパーからサイドステップの上部、そしてダブルストライプ。
マットブラックはサイドスカート下に用いられ、グロスブラックはホイールそしてドアミラーに。
グリルやフロントバンパー内インサート、テールパイプもグロスブラックですね。
ボディカラーはグロス/マットとありますが、それぞれの仕上げにおいてグロスとマットとの塗りわけ部分が同一であるかは不明。
またどのモデルにもホワイトとブラックがアクセントとして使用されるのかどうかも不明ですが、ホワイト部分はボディカラーによってはグレーになるそうで、アド・ペルソナムを利用すればこのストライプのカラーも変更できる模様。
ドアミラーの下には「L○63」とありますが、これはランボルギーニの「L」、そしてイタリア空軍のラウンデル、63はランボルギーニが設立された1963年を表現。
なお限定台数は250台とのことですが、販売される市場などアナウンスはありません。
機能的にはスタンダードなLP610-4と同じで、差異は内外装のみ、とのこと。
価格は3064万5000円(税抜きで2820万円)。
標準モデルが税込み2970万円なのでおよそ100万円ほど高いということになりますね。
内装はブラックとなりますがアルカンターラの使用、サイドサポート上の"L63"ロゴ付与が標準モデルと異なるところです。
なおアルカンターラはレーザーにて六角形が刻まれ、この特殊加工はウラカン・アヴィオではじめて採用される、とのこと。
ニーサポートやセンターコンソールのステッチはホワイトですね。
ランボルギーニがウラカンの限定車「AVIO」について公式画像を公開。
ジュネーブではチェンてナリオに注目を集めるためか多くが語られなかったAVIOですが、プレスリリースも発表されています。
公式画像はジュネーブにて展示された実車と同じボディカラーですが、Lambocarsがその他のカラーとストライプを組み合わせた画像も公開。
ランボルギーニ・ニューポートビーチがFacebookへ投稿した画像。
真ん中のカバーの掛かった車はセンテナリオと思われますが、その左後ろ(画像では右)に鎮座するマットブルーのウラカンが気になるわけです。
ミリタリーっぽいマットカラーにストライプが入っており(イタリア空軍のアクロバットチームはブルーの機体だがちょっとカラーが異なる)、ホイールとドアミラーがブラックに見えますね。
ランボルギーニは少し前に「AVIO」という単語とイタリアンとリコローレのサークル(ラウンデル?)を特許庁に登録した模様。
なお「AVIO」は「航空」という意味のイタリア語で、そのマークがラウンデルだとすると、戦闘機に関連するものかもしれませんね。
過去にレヴェントンではイタリア空軍とのコラボを実現しており、ステルス戦闘機に使用されたものと同じ塗料を外板に使用するなど、その関連性を強めています。
また、エゴイスタにおいてもプロモーション動画では戦闘機を起用するなど空軍を強く意識していますね。
なおイギリスの顧客が「イギリスの割り当て2台のうち1台の”ウラカン・アヴィオ”を購入した」という書き込みが掲示板にあったようで、なんらかの限定版が登場する可能性があるようですね。
もしかするとジュネーブで発表する可能性もあると言われ、250台限定、かつボディカラーはホワイト、グリーン、ブルー(レッドではない?)から選択可能という情報も。
現時点では確定情報はなく(画像はレンダリング)、公式発表を待つしかなさそうですね。
北京モーターショーでもランボルギーニ・ウラカンLP610-4アヴィオが公開に。
今回は北京で公開された新車種はなく、現行モデルのバリエーションに止まった形になりますね。
なお「ウルス」は北京モーターショーでの公開でしたが、今回は市販モデルや発展型コンセプトの公開もなく、ごくごく普通の展示内容となっています。
中国といえば中国専用ウラカン「ウラカン中」が有名ですが、これは限定モデルでありすでに完売したのか今回の展示は無し(もし税金分を下げたら売れ行きが変わるのかを見るためのテストマーケット的モデルで、ランボルギーニもしくはインポーターが身銭を切ってのテストだったと思われる)。
なお国際規格のモーターショーではランボルギーニの新CEO、ステファノ・ドメニカリ氏が初めてスピーチした場となりますが、まだまだちょっと違和感が残ります(しかし”ランボルギーニ腕組みはしっかりとステファン・ヴィンケルマン氏から継承されている模様)。