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スティーブ・マックィーン風にカスタムされたポルシェ911が競売に。シートは航空機風アルミ製

投稿日:2016/08/04 更新日:

| Bismotoはいつも過激なクルマをつくる |

カナダのチューナー、Bisimoto Engineeringがスティーブ・マックィーンにインスパイアされたポルシェ911を制作。
来月開催のオークションにてチャリティのために販売されるようですね。

964を60年代の911風に仕立てたものですが、彼自身が所有していた1969年型の911S、そして映画「栄光のル・マン」で運転した1970年型の911Sと同じスレート・グレー(ただし劇中のものはソリッド、こちらはメタリックに見える)。

なおスティーブ・マックィーンは映画の撮影終了後に欧州からアメリカへ(撮影に使用した)ポルシェ911Sを輸送し、しばらくは1969年型ポルシェ911Sを、1970年型ポルシェ911Sの二台を所有していた、とのこと。

その後1970年型911Sを先に手放したとのことですが、最初から持っていた1969年型ポルシェ911Sをには夜間に警察から逃げ切るために「テールランプのみを消灯できる機能」を後付していたとされ、この個体は数年前に約1億円で落札されています。

今回カスタムされた911はベースとなる964に採用される1990年代の3.6リッター水平対向エンジンを持ち、GT3のインテークマニフォールド、ワンオフのエキゾースト・システムを装備し、316馬力を発生する、とのこと(リアエンブレムも911”BR"となるなど芸が細かい)。

サスペンションもワンオフで、相当に車高が低められているうえ、フロントに向けて1.5度の傾きが付けられているようです(重心の調整?)。

室内は4点式ロールケージのほか、航空機をイメージしたというアルミ製のいかにも軽そうでスパルタンなシートを装備し、スティーブ・マックイーンが愛用していたというMOMO製ステアリングも装着。

なお予想落札価格は最高で1900万円程度と見られていますが、非常に価値の高そうな一台ではありますね。

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残念。スティーブ・マックィーンのポルシェがオークションで売れ残る

先日、スティーヴ・マックィーンの所有していたポルシェ930ターボ(1976年モデル)がオークションにて2億5000万円で落札されましたが、今回出品された別の(スティーブ・マックイーンが映画で撮影した)ポルシェ911は落札されずに流れる事態に。

なお今回のポルシェは「ポルシェ911T」、映画「栄光のル・マン」の撮影で使用されたもの。
90%はレストアされコンディションが非常に良いとのことですが、3400-6700万円と目された予想落札金額に届かずに流れた模様。

ヴェインテージ・ポルシェの価格は年々うなぎのぼりですが、どうもこの「911T」はあまり人気がない様子。
「T」はツーリングの意味ですが、911Sの160馬力に対して911Tでは110馬力とやや物足りず、各パーツのグレードも落とされており「廉価版」のイメージが強いのかもしれません。

RMサザビーズでは今年3月に1971年製ポルシェ911Tを出品していますが、この際も予想落札金額を大きく下回る1700万円ほどで売却しており、いかにスティーブ・マックィーンの名声があったとしても3400万円はキツかったのかもですね。

porsche-911s-side

もしくは、この911Tはスティーブ・マックイーンの「所有」ではなく、しかし2億5000万円で落札された930ターボは実際にスティーブ・マックィーンが「所有していた」ことが影響しているのかもしれません。
なおその930ターボは夜間に警察から逃げる時のためにテールランプを消灯させる機能(ポルシェ社に注文して取り付けさせたというので、のどかな時代だったといえる)をスティーブ・マックイーンが装着しており、そういったエピソードも価格高騰に貢献しているのかもしれませんね。

しかしながら今後も空冷ポルシェ、ヴィンテージポルシェの価格は上がり続けると考えられ、となると今はあまり人気のない911Tは投資対象として「狙い目」と言えるかもです。

 

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