アウディが新型A5スポーツバック、S5を発表。
すでに発表されているA5クーペから想像できる通りの内容ですが、さすがは「世界一美しいクーペ」と言われたアウディA5クーペのへ生モデルだと言えますね。
正式デビューは9月のパリ・モーターショーとなりますが、先代に比べるとホイールベースが伸び、オーバーハングがより短くなっています（これはVWアウディグループにおけるモデルチェンジの定石）。
フロントフードはドーム形状になりシングルフレームグリルは平坦かつワイドになっており、これはアウディの他モデルでも同様ですが、結果的にこれまで他モデルとは異なるデザイン持っていたTTと他モデルとの外観が近づいたように思います。
内装においてはすでに発表されているアウディの新世代モデル、A4セダンとほぼ同じ。
レングスが17ミリ、助手席のショルダースペースが11ミリ、後席の膝スペースが24ミリなどちょっとづつ増えており、相当に努力したこともわかります。
他モデル同様に高級感を感じさせる素材を選択し、品質の高い仕上げを持っていますね。
メーターはアウディ得意の12.3インチサイズ液晶ディスプレイ。
8.3インチのタッチスクリーン式MMIコントロールも装備しています。
エンジンは190馬力と286馬力のTFSIを新しく発表し、S5は354馬力（354馬力のV6ターボ）。
S5については0-100キロ加速が4.7秒とポルシェ・ボクスターよりも速いタイムに。
なお最大のトピックとも言えるのは重量で、先代に比べて85キロ軽い1470キロとなり、アウディによると「このセグメントで最も軽い」、とのこと。