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シビック5ドアハッチバックが(アメリカで)販売開始。現地では200万円なるも日本だと1.3倍くらい?

2016/10/01

 

シビック5ドアハッチバックが欧州に続いて米国でも販売開始。
シビックとしては10世代目になり、アメリカでは約200万円(1.5リッターターボ)からという価格設定です。
グレードとしてはLX/EX/EX-L/スポーツとなり、「スポーツ」にはちょっとだけパワフルな180馬力エンジンを搭載。

先代シビックは各仕様地にて企画され製造されていましたが、今回のシビックはやや路線を変更し、クーペとセダンは米国ホンダで開発・生産し北米で販売。
今回のシビック5ドアハッチバックは英国ホンダと日本とで共同開発され、英国で生産されたのちに世界中へ輸出されるという流れになっています。

なお日本にはシビック・セダンが入ってくると言われますが、新型NSXの値付けを見る限り30%ほど高価になっており、そのままこれをシビック・セダンに当てはめると(アメリカでのシビック・セダンは220万円くらいなので)、日本だと290万円くらいという計算に。

NSXは販売台数が少なく、そのために割高になっているのだとは思いますが、それでも数が見込めるとはいえシビック・セダンの日本国内価格が米国同等になるとは考えにくいので、やはり250万円は軽く超えそうですね。

それにしても日本で生産された車をアメリカで売っている場合でも日本より安い値付けとなり、アメリカで生産した車を日本に持ってきて売るとやはり価格が高くなるというのはちょっと疑問ではあり、アメリカは市場として大きいためかいずれのメーカーもアメリカ市場を「優遇」していることがわかりますね。
特にメルセデス・ベンツ、BMWなどにその傾向が強く見られ、米国と日本との価格差には(装備の違いはあれど)愕然とすることも。
なおこれらメーカーでも本国価格より米国価格が安い場合があるので(欧州から輸出したモデルであっても)日本の値付けのみが高いわけではなく、そもそも米ドルの為替レートがちょっとおかしいのかもしれませんね。

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ホンダは新型シビックを「世界戦略車」として位置付け、世界中にておよそ等しい仕様で発売しており、日本においても「セダン、ハッチバック、タイプR」が導入されるものとみられます。
最近だと「タイプR」の情報が世を賑わせていますが、忘れてはいけないのが「Si」。
夏にはアメリカでクーペ/セダンに対して追加されると言われますが、Siはホンダでは「タイプR」につぐスポーツグレードとしてしばしば設定されます。

今回アメリカ仕様のシビックSiについての噂が飛び交っていますが、これによると出力は220〜230馬力になるのでは、とのこと。
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アメリカだとフォルクスワーゲン・ゴルフGTI、フォード・フォーカスSTのライバルになると思われ重要なモデルとなるものの、日本において「スポーツグレードのシビック」に需要があるかどうかは不明で(タイプRはニッチながらも根強い需要がある)、その意味では「Si」グレードが日本で発売されるかどうかは計りかねる部分ではありますね。

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