| SLRマクラーレンシリーズではもっとも高価で取引されるクルマ |
メルセデス・ベンツSLRマクラーレン・スターリングモスが邦貨換算3億円で落札に。
これはブガッティ・シロンの新車価格である2億8000万円をも超える価格で、2010年式と比較的新しいメルセデスにしては異例中の異例。
ただしこの「スターリングモス」は75台のみの限定、しかも”メルセデス・ベンツSLRのオーナーしか購入できない”という制限付き。
ということはSLRスターリング・モスの中古価格には当然通常のメルセデス・ベンツSLRの価格が上乗せされることになりますが、それにしても3億円とはかなり高額と言えますね。
なお、「SLRのスターリングモス」はSLRシリーズの最終モデルであり、デザインモチーフは300SLRレーシングカー。
ルーフ、フロントウインドウを取り除いて約200キロ軽量化している(簡易なトノカバーは二分割され付属)、とされています。
ボディパネルはカーボンファイバー製でエンジンは5.5リッターV8、出力は650馬力。
トランスミッションはSLR722譲りの5速ATとなっています。
なお0-100キロ加速は3.5秒以下、最高時速は350キロ。
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強烈にカッコイイ、メルセデス・ベンツSLRスターリング・モス
ヨーロピアン・レースウォーズというイベントでの一コマ。
ランボルギーニ・ウラカン、ポルシエ911GT3、ケイマンGT4、フェラーリ458の姿が見えますが、メルセデス・ベンツSLRスターリング・モスが圧巻。
ただでさえ目にかかる機会がない車ですが、この車には渋いモノトーン調のグラフィックとシンプルなレッドのナンバリングが施されています。
これは素晴らしいセンスですね。
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メルセデス・ベンツがSLに黒赤で格好良い「ミッレミリア・パッケージ」を設定
今年はメルセデス・ベンツがミッレ・ミリアにてスターリング・モスの駆る300SLRが優勝した60周年にあたるそうです。
それを記念し、今回「Mercedes-Benz SL 417 Mille Miglia special edition package」を設定。
内外装に手が入り、外装はリアスポイラーやカーボンパーツそしてスペシャルカラーのホイール、内装にもレッドのアクセントが入るなどスペシャル感の強い仕上がりですね。
設定されるのはSL400とSL500に対してで、パッケージのオプション価格は12800ユーロから。