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C.P.カンパニーのブルゾンを買った。ランボルギーニと同じ地に誕生しミッレ・ミリアにもウエアを提供

2016/11/22

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先日のタトラスのダウンに続き、C.P.カンパニーのブルゾンを購入。
ボディはタトラスと異なりダウンではありませんが、風が入らないような素材になっています(冬場のオフ会に最適)。
袖部分はニットになっており、腕にピッタリとフィットする仕様で、ここはタトラス「TARO」と同じく車の運転が楽な部分(後に自動車とC.P.カンパニーとの繋がりについては解説)。

ボディ部分はソフトシェル素材でジッパーは防風&止水タイプ。
特徴的なのはフード部分にある「ゴーグル」ですが、これはC.P.カンパニーの代名詞とも言えるもので、C.P.カンパニーの様々な製品に取り付けられています。
こんな感じでジャケットやスウェット、はてはニットキャップにまで。
そのうちパンツ(アンダーウエア)にまでゴーグルが付くんじゃないかと思えるほどのゴーグル大好きブランドなんですね。

さてC.P.カンパニーというと、カジュアルブランドにしては意外と設立が古く、1975年(つまり今年で41周年)。
同じイタリアンブランドだとディーゼルが1978年、GASが1984年なので、ニットブランドなどどと比較するとまだまだヒヨッコですが、カジュアルブランドとしては老舗と言っても良いレベル。
ぼくは高校生の時からアルバイトをしてC.P.カンパニーのブルゾンを購入したりしていましたが、当時はイタリア製だったのでかなり高く、現在の3倍ほどの価格で、「原付きを買うか、C.P.カンパニーのブルゾンを買うか」で相当に悩んだことが思い出されます。

なお現在価格が下がっているのは、2015年からブランドの親会社が変わり、日本で展開されるものも(ノースフェース同様に)日本独自企画となっているため。
生産についてもイタリアから中国に移され、そのために価格が大きく下がっています(サイジングも日本人向けで、袖も短め)。

なおC/P/カンパニーのCEOは印刷業界出身であり、生地にその知識を活かした印刷を行ったり、ミリタリーテイストを採用したりと当時としては画期的な手法を用いており(アパレルにミリタリーを持ち込んだのはC.P.カンパニーが最初と言われる)、その中でもおそらく最も有名なのが上述の「ゴーグル」。

なぜゴーグルかということですが、C.P.カンパニーはボローニャのブランドで、そしてボローニャというと我らがランボルギーニのホームタウンであり、マセラティ、ドゥカティも存在する自動車の聖地のような場所(フェラーリのあるモデナも直線距離で60キロくらい)。

となるとモータースポーツと結びつくのは当然の帰結で、「ミッレ・ミリア」にウエアを提供したことからこの「ゴーグルジャケット」がスタートしたと言われます。
ミッレ・ミリアというと屋根なしのクラシックカーで1000マイルを走るという自動車バカの象徴のようなレースですが、そこで風や日光、雨といった自然の脅威からドライバーを守るために開発したのがタフな「ゴーグルジャケット」というわけですね。

そんなこともあり、できればオープンスポーツであるポルシェ・ボクスターを所有していた時期に購入するべきであったのですが、久々に購入したのが今回のゴーグルジャケット。
これを着て、おなじボローニャのブランドであるドゥカティに乗ればバッチリだ、と考えたりします(購入を考えているスクランブラーSixty2はタイ産ですが)。

大阪だと阪急メンズ館、ルクアイーレ(エストネーション)にて販売中。

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