一連のVWゴルフシリーズに続き、ゴルフRのフェイスリフトモデルも発表。
エンジンは同じ2リッターターボながらも出力は10馬力向上して310馬力となっています。
これによって0-100キロ加速は4.6秒に。
これまでは4.8秒だったので0.2秒も速いということになりますが、なんとこのタイムはポルシェ911(991.2)と同じタイム。
外観の変化はさほど大きくないようですが、VWアウディグループに共通する、そしてランボルギーニにも通じる「ハの字」デザインがフロントバンパーに見られます。
オフィシャルフォトを見ると今までよりもスマートに見えますが、その分洗練された印象もありますね。
他のゴルフと同じくランプ類にLEDを採用し、そして内装だとインフォテイメントシステムも最新のものへ変更。
VWゴルフRはぼくが今まで試乗した中でも相当に印象に残る車で、価格を考えると驚愕とも言えるほどのパフォーマンスを持ち、そしてそのパフォーマンスに比較して高いユーティリティを持つ車。
さすがに新車で購入すると値下がりが強いので中古での購入を考えたりしますが、今となっては「フォルクスワーゲン」というブランドがちょっとネガティブなイメージを感じさせますね。
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VWとABTがジョイントしゴルフRの限定モデルを発売。
メーカーとチューナーとが公式に組むという珍しいケースですが、「ゴルフR360S」と命名されハッチバックとワゴン両方に設定。
生産台数はそれぞれ165台と55台ですが残念ながらスイス国内のみでの販売となっています。
もちろん出力は名称の通り360馬力。
「ゴルフR420」として噂される420馬力には届きませんが、それでもスタンダードの300馬力からは大きくパワーアップ。
これによって0-100キロ加速は0.2秒早くなり4.7秒になり、最高速度は時速250キロから265キロに向上。
トランスミッションは6速MTとDSG両方をラインアップし、これはスタンダード同様ですが、外観に関してはグロスブラックのホイールと90年代風のストライプが特徴。