Priorデザインがテスラ・モデルSのカスタムを公開。
テスラ・モデルSは現在メルセデス・ベンツSクラス、アウディA8、BMW 7シリーズ並みに売れているサルーンですが、その割にカスタムが意外と少ないように思います。
「EV」ということでパフォーマンス向上に手をつけることができないのがその理由だと思われますが、現在は外観の変更のみを対象に一部のチューナーがエアロキットをリリース。
今回のPriorデザインもその一つで、前後バンパー、リアディフューザー、サイドスカート、リアスポイラー、ホイールなどを用意。
ローダウンもなされているようですが、テスラはアライメントが特殊と言われることもあり、ここもチューナーが苦労する部分かもしれませんね。
RevoZportが早速テスラの最速モデル、「P100D」のチューニングメニューを公開。
現在テスラはその存在だけでも所有する満足度が高い存在と言えますが、今後台数が増えてきたり他のEVが増えてくると特別感が薄れると考えられ、そうなるとカスタム需要が高くなると考えられます。
テスラの車両を購入する人はいわゆる「イノベーター層」と考えられるのでおそらくチューニングに対しても寛容と考えられ、もしかするとテスラのチューニング市場は今後盛り上がる可能性があるかもしれない、と思います。
なおEVは性能の向上をサードパーティーが行うことは非常に危険といえ、そのためにチューニングと言っても外観の変更にとどまる可能性が高そうです。
ミュージシャンとしての成功から自動車チューナーへとビジネスを展開するウィル・アイ・アムですが、自身のブランドIAMAUTOを設立。
その自身のブランドの製品にてテスラをカスタムしたと思われるテスラ・モデルSがビバリーヒルズで目撃されていますが、かなり大きな変更内容となっています。
フロントバンパー、リップといったエアロパーツに始まりワイドボディキット、テールランプ、サイドスカート、ディッシュホイール、ドアの開閉方法(ロールスロイス風)など。
全体的に未来っぽい感じもありますね(正直、所見ではテスラ・モデルSだとはわからないほど)。
ウィル・アイ・アムというとソロ名義よりもぼくは「ブラック・アイド・ピーズ」の印象が強いですが、自身やグループでの活動のほか、様々なミュージシャンへの楽曲の提供やプロデュースほか、俳優業などかなり広範囲に活動している人ではありますね。
黒人アーティストは比較的ビジネスセンスに長ける人が多いようで、ヒットした後は早々に他のビジネス(アパレルが多い模様)を展開したり、知名度の高いうちになにか「一生食える」方法を探したりというタイプが多く、白人ミュージシャンのように「音楽に固執する」「音楽以外のことは何もわからない」タイプは少ないように思います。
それだけ多才な人が多いということなのだと思いますが、彼らにとって音楽とは「成功する確率の最も高い方法」であり、自身の考えるキャリアを実現するに足るお金を稼げる「手っ取り早い方法」であり、自己実現の「ひとつの手段」なのでしょうね。