パガーニがジェット機の内装を手がける。車と同じデザインテイスト、素材を採用

パガーニがエアバスACJ319の内装をカスタムすることに。
これはパガーニと仏エアバス社とが直接タイアップしたもので「Infinito」と呼ばれ、ジュネーブで開催されている「ヨーロピアン・ビジネス・アビエーション・カンファレンス」に展示中、とのこと。

画像を見ると（車の）パガーニに用いられるデザインモチーフ、ソフトレザーやカーボンファイバーと行った素材が見られ、コンセプトは「芸術と科学との融合」。
これ（芸術と科学との融合）はオラチオ・パガーニ氏の敬愛するレオナルド・ダ・ヴィンチが掲げたもので、実際に製造したパガーニにも「モナ・リザ」「マッキナ・ヴォランテ」というレオナルド・ダ・ヴィンチの作品にちなんだものがありますね（両方共アメリカのカーコレクター、クリス・シン氏へ納車されている）。
加えてカーボンファイバーはチタンを編み込んだパガーニの象徴とも言える「カーボチタニウム」となり、かなり車との類似性も高そうです。

なお日本だと「プライベートジェット」はあまり一般的ではないものの、欧米では比較的需要が高く、現地でスーパーカー系の雑誌などを購入すると必ずプライベートジェットの広告（レンタルやリース含む）がついてくるほど。

実際にブガッティのオーナーは（ブガッティの調べでは）平均して3機のプライベートジェットを持っているとしており、スーパーカーとプライベートジェット、というのはぼくら日本人が考える以上につながりが深いのかもしれません（スーパーカーとボート/ヨットも同様）。