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米調査「テスラは次のアマゾン」。人類史上もっとも偉大な男になりそうなイーロン・マスクについて考える

2017/06/07

Image:Tesla(X)

米アナリストによると、「テスラは次のアマゾンになる」とのこと。
これはテスラが小売を始めるということではなく、そのジャンルの「覇者」になるという意味だと思われ、要は自動車業界のトップになりうるということですね。

テスラCEO、イーロン・マスク氏は「(自身の尊敬するスティーブ・ジョブズを超え)今世紀最高の起業家」と評されることが多くなっていますが、その生まれは南アフリカ。
12歳の時に自身でプログラムしたソフトウエアを販売し、17歳で大学入学資格を得てカナダへ移住。
その後は農場などで肉体労働をしながら資金を稼いでアメリカへ移り、ペンシルベニア大学にて学位を取得したのちスタンフォード大学院へ進むものの2日で退学した、と言われていますね。

イーロン・マスク氏は人類への貢献意欲が強く、とくに「インターネット」「クリーン・エネルギー」「宇宙」が人類に進歩をもたらすと考えていたそうですが、その後に立ち上げた会社「Zip2」「X.com」の売却などで得た資金をもとに「スペースX」を設立。
その後はテスラ・モーターズに出資しCEOに就任、というのが今までの流れ。

実際のところ「インターネット」「クリーン・エネルギー」「宇宙」を見事に追求しており、一切ブレない思想を持っている、と考えられます。

テスラモーターズの躍進は既知のとおりで、テスラではクリーンエネルギーを使用した「ギガファクトリー」、企業・家庭向けのソーラーパネルやパワーウォール提供も行っており、クリーンエネルギーを自動車の範囲を超えて追求。
さらには最近「ボーリングカンパニー」を通じてニューヨークの地下にトンネルを掘り、その中を時速200キロで移動するという構想も実現に移そうという段階に。

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このトンネル内を走るのは「エレクトリック・スレッド」という電動のソリになりますが、そのソリの上には自動車のほか「カプセル」を載せることも可能。
これによって都市部の移動を劇的に変化させよう、ということですね。

「スペースX」では再利用可能な低コストロケットを開発しており、民間機としてISSとの初ドッキング成功、初の軌道上にある宇宙船の回収、初の打ち上げロケット垂直着陸などを達成。
さらには火星植民地計画も打ち出しており、UAEの発表した火星植民地化計画に比較しても「もっとも火星植民地化に近いのがスペースX」と言われるほど(マーズ・ワン・プロジェクトは脱落と考えてよさそう)。

なお、アップルの共同設立者、スティーブ・ウォズニアック氏はインタビューにて「次の技術革新はテスラから出てくる」と語っており、イーロン・マスク氏はこのままゆくとアップルやアマゾンの起こした革命の範囲を超え、「もっとも人類の発展に貢献した男」として歴史にその名を刻むことになりそうですね。

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